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Chalikouu6のレビュー・評価・感想

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK / Jack Reacher: Never Go Back
9

ストレス解消!スカッとしよう!

トク・クルーズが好きなファンでしたら観ていただきたい作品の一つと私は感じました。この「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」の始まりの映像シーンだけでも私的には満足できました。それはジャックが普通の民間人ではなく、何かを持っている人だということが分かる映像になっていたと感じたからです。

少しでもジャック・リーチャーを知って映画鑑賞してみたいと思っている人に少し説明したいと思います。第一作目の「アウトロー」のジャック・チャーリーは元米軍の秘密捜査官という設定ですが、今回のジャック・リーチャーは元米軍というのは変わりませんが、秘密捜査官という設定ではなく、元陸軍少佐の立場で陸軍のスーザン・ターナー少佐の身に覚えのない反逆罪を晴らすという物語になります。そしてジャック・リーチャーの娘という子も巻き込まれていくというものですが、これらの概要を知らなくても十分楽しませてくれ、ワクワクしながら観ることができた映画です。

本編の中で私が気に入った映像にはジャック・リーチャーの格闘シーンがあり、それがうまくマッチしていいアクションでした。トム・クルーズ好きとしては「いいねー!」と思えます。逆に娘の役柄はイマイチに感じるところが結構ありましたが、映画構成には欠かせない存在でした。総合的には次作もできたらぜひ観てみたいと思う映画です。

赤髪の白雪姫 / Snow White with the Red Hair
9

引き込まれるファンタジーな世界観とキュンとするラブストーリー

赤髪の白雪姫は、王宮ファンタジーとラブストーリーがあわさった素敵な作品です。
生まれながらに珍しい赤色の髪を持つ白雪が、自国タンバルンの王子の妾にされそうになり自国を脱出します。隣国クラリネス王国の第二王子であるゼンと偶然出会い、さまざまな事件や試練を乗り越えて成長していく物語となっています。
絵が繊細でとても綺麗なので、まずその世界観に引き込まれます。さらに登場人物一人ひとりの性格や想い、言葉、表情がとても丁寧に描かれており、グッと胸を打たれます。メインキャラはもちろんのこと、そうではない人物たちのことも細かく描かれているので、自分もその世界にいるような、また、その世界に行きたいと思わせてくれる作品です。
主人公白雪の飾らないまっすぐな性格が周りのたくさんの人たちの心を鷲掴みにしていき、私もしっかり掴まれました。ヒーロー役のゼンも、熱い信念を持ち一国の王子でありながらも飾らないさっぱりとした性格が周りを魅了しています。成長物語とともに2人のラブストーリーも展開されていきますが、ゆっくりと時間をかけてお互いを尊重し大切にしていることがわかります。こんな風に愛されたいし、愛する人とこんな関係を築いていきたいと思わせてくれる2人です。

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム / Spider-Man: Far From Home
8

『スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム』は初心者でも楽しめる映画!

映画『スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム』は、世界歴代興収1位となった『アベンジャーズ/エンドーゲーム』の続編を描いた大ヒット作品です。

スパイダーマンといえばニューヨークが印象的ですが、今作では夏休み旅行でヨーロッパが舞台となっているため、これまでのスパイダーマンでは観たことのない世界を楽しむことができます。
観光地としても有名な【ベネツィア・プラハ・ロンドン】の3都市で闘いが繰り広げられ、実在する場所が破壊されていくシーンはどこか現実味を感じさせて面白いです。
ただのバトル映画ではなく、人として成長していくピーターの姿や恋愛模様も描かれているため、ずっと心動かされる作品でした。

前作同様またしてもトニースタークに恨みを持った男をスパイダーマンが捕まえるという構図となっていたため、少し見慣れた展開ではありましたが、ヨーロッパの旅行気分を味わえたり、作中描かれるピーターの恋にどこか共感できたりと、これまでマーベル作品を観たことない方やヒーロー映画にあまり興味がない方でも楽しめる作品です。
エンドクレジットでは、敵:ミステリオの策略でスパイダーマンの正体が全世界にバレてしまい、次回作が気になる展開で幕を閉じます。

気になる方はぜひ観てみてください。

ポプテピピック / Pop Team Epic
8

「一体何が起きたのか」と毎週思う30分間。

大川ぶくぶによる、シュールかつブラックなギャグが大人気の漫画・ポプテピピックがアニメ化と聞き気になっていました。原作もほぼストーリーらしいストーリーがなく、事前にアニメの内容もあまり明かされず、どんなものになるのかと非常に楽しみにしていました。
蓋を開けてみるとそれはそれは恐ろしいもので、初回放送はしょっぱなから全然違うアニメのオープニングが始まりました。原作通りのシュールなギャグや、激しすぎる風刺も多発し、あまりの情報量に1度見ただけでは脳みそが追いつかない!とすら思ったものです。「この調子で30分も放送されてしまうのか!?」と思ったのも束の間、まさか15分間の同じアニメを、声優を変更して1度に2回放送するという、新しすぎる手法には、たいそう驚きました。とはいえ、1回目と2回目の放送は、地味に少し違っている部分もあり、そういったものを探すことを面白いと感じる人には、オススメかもしれません。
回を増すごとに、有名アニメ等のパロディが激しくなっていき、最終回は一体どうなってしまうのだろうかと変な意味でドキドキしたアニメはこれが初めてです。
最終回のラストもラストに、大人気声優の蒼井翔太が実写で登場した時にはあまりの出来事に息が止まってしまいました。
とにかくなにも考えたくなく、とにかく笑いたい!という人にオススメのアニメです。

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE / 隻狼 / セキロ:シャドウズ ダイ トゥワイス
10

これぞ剣劇!激ムズ戦国アクション!

『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』はフロム・ソフトウェアより発売された戦国アクションゲームです。
魅力は何といっても難易度の高さ。一瞬のミスが命取りになる、緊迫した戦闘を体験することができます。
本作独自の戦闘システムとして「体幹」というステータスがあり、戦闘の肝となっています。
敵のHPを減らす為には、まず相手の体幹にダメージを与え、体勢を崩す必要があります。
完全に敵の体勢を崩すと「忍殺」を行うことが可能になり、雑魚的であればその一撃で仕留めることができます。
しかし体幹ダメージは時間経過で回復してしまう為、常に体幹へダメージを与えることを意識する必要があります。
効率的に体幹ダメージを与えるには、相手の攻撃にジャストタイミングで防御をする「弾き」や「見切り」が有効です。
ただガードしているだけでは相手の体幹は減らず、逆にこちらの体幹を削られ大ダメージを受けてしまいます。
相手の動きをよく観察し、ギリギリのタイミングで防御行動を取り続けた先に勝利が見えてきます。
一対一で相手と対峙し、刀と刀が激しくぶつかり合う剣劇アクションは、従来のゲームにはない緊張感を生み出しました。
画面上に何度も表示される「死」の文字にめげることなく、試行錯誤の繰り返しで強敵を打倒した際のカタルシスは唯一無二です。