9xutchey@9xutchey

9xutchey
9xutchey
@9xutchey
3 Articles
4 Reviews
0 Contributions
0 Likes
9xutchey

9xutcheyのレビュー・評価・感想

優里
8

シンガーソングライター優里について

ドライフラワーやベテルギウス、シャッターなどの数々のヒットソングを生み出しているシンガーソングライターの優里。彼の一番の魅力はその力強い声である。路上で鍛えられたその声は、聴いている人の心をすぐにつかんでしまう。また、心を込めて歌詞を伝えようとするその歌い方は力強くも繊細であり、数々のファンを惹きつけている。彼の魅力はもちろんそれだけではない。作詞、作曲についても素晴らしい才能を持っている。彼は幼いころから母親の影響を受け、洋ロックを聞いて育ってきた。そのこともあってか、彼の楽曲は洋楽のようなノリの良いメロディラインが多い。また、歌詞についても、聴いている人が共感できるようなところが多く、心に寄り添ってくれるようになっている。ノリの良いメロディーライン、心に深く刺さるような歌詞、そして力強くも繊細な唯一無二のその声が彼の武器であり、そのすべてがバランスよく組み合わさることで彼の楽曲が完全なものとなり、聴いている人の心をつかんでいるのである。

しかし、これを読んでいる人の中には、「優里の曲は失恋ソングばかりでつまらない」や「全部同じような曲調で飽きる」という人もいるかもしれないが、全くそんなことはない。彼のヒットソングは確かに失恋ソングが多いが、アルバムの中には背中を押す応援ソングや、社会を風刺した曲まで入っている。彼の失恋ソングはあまり好きではないという人は、アルバムの中の曲を一度すべて聞いてほしい。気に入る曲が絶対に見つかるはずだ。
最後に、優里は間違いなく素晴らしいミュージシャンであり、数々の素晴らしい楽曲を生み出している。彼をあまりよく思っていない人たちも、一度フラットな視点をもってアルバムを聞いてみてほしい。彼への見方が絶対に変わると思うからだ。

BLEACH / ブリーチ
9

BLEACHレビュー

BLEACHについてレビューしていきたいと思います。BLEACHは作者久保帯人よる作品で出版社は集英社です。「週刊少年ジャンプ」で2001年から2016年まで連載されています。内容はこの作品の主人公の黒崎一護と、その仲間達による活躍を描いています。主に舞台となるのは東京の架空の町、空座町となります。主人公の黒崎一護はある日、朽木ルキアという死神の少女と出会います。死神は普通の人間には見ることも感じることも出来ませんが一護は昔から霊感が人並外れていました。そして、人の魂を喰らう悪霊の虚「ホロウ」との戦いに巻き込まれていきます。その虚との戦いの中でで負傷したルキアは力の一部を一護に分け与えるつもりが全て吸い取られ失ってしまいます。そして、一護は死神となり虚を倒しました。力を失ったルキアは一護に代わりに仕事をすることを提案します。家族をルキアに救ってもらった恩を受け一護は、ルキアの代わりに死神代行を引き受ける。様々な騒動の中で個性的な人々に出会って行く。今作のヒロイン、井上織姫。一護のクラスメイトでひそかに好意を寄せている。一護の力に触発され意志の力による事象を「拒絶」する能力を得る。絶滅したはずの対虚退魔眷族である「クインシー」の生き残りの1人、石田雨竜。師を見殺しにした死神を憎んでおり、一護とはクラスメイトである程の理解はあるが、ライバル心を持っている。クラスメイトの茶渡泰虎は一護と中学以来の親友であだ名が通称「チャド」。大柄の怪力と頑丈さが特徴。一護と行動を共にするにつれ両腕の力が解放されていく。アニメとしては死神代行篇、流魂街篇(流魂街潜入篇、流魂街救出篇)、破面篇(破面出現篇、虚圏(ウェコムンド)突入篇、)過去篇、空座決戦篇、死神代行消失篇、千年血戦篇となっています。その他映画4つや実写化もされている大人気ジャンプ作品となっています。

MAN WITH A MISSION / マン・ウィズ・ア・ミッション / MWAM / マンウィズ
8

群れるからこそ、狼は強い。

MAN WITH A MISSIONは、2011年に日本クラウンからメジャーデビューを果たした5人組のロックバンドだ。バンド名の意味は、「使命を背負った男」
最大の特徴は、メンバー全員が狼の被り物をして音楽パフォーマンスを行うと言うことだ。
これは公式には、19xx年代に戦禍に見舞われていた世界の中で、天才生物学者のジミー・ヘンドリックスがマッドサイエンスの結果生み出したと言うことになっている。
設定も外見も一見しただけなら完全にお笑いユニットのネタだ。
だが、いざ音楽を聞くと、その痺れるようなロックチューンと、そのネタに走った設定とのギャップにやられる。
まるで海外のロックバンドのように流暢に歌う英語歌詞をベースにした楽曲には、時折り日本語の歌詞がさしはさまれ、曲調もアップテンポながらもダークで不穏な雰囲気があり、ダークさのあるメロディーをサビ部分で打ち破る構成は、思わず闘争心を滾らせる。
そのドラマチックなサウンドは映画やアニメと言った熱いストーリー展開が売りのドラマに凄まじくマッチするのだろう、実際にアニメや映画の主題歌として起用されることが多々ある。
彼等の音楽が流れる時、これから始まる戦いに胸を掻き立てられ、一気に物語に没入してしまう。
彼等の歌自体、あたかも戦いの物語を綴る一つの劇のようだ。
或いは、実際に彼らも戦っているのかも知れない。
MAN WITH A MISSION「使命を背負った男」たち。彼等の背負った使命とは戦うことなのかも知れない。
そんな感覚を与えてくれるバンドだ。

結婚できないにはワケがある。
7

結婚したい女子と特殊な男性の奮闘ラブコメ

結婚したい女子にとって、完璧な理想の相手が現れたら、何としてでもゲットしようと奮闘するでしょう。しかし、今どきハイスペックの男性が30代半ばになっても独身でいるというのは、何か問題があって結婚できないという可能性も。30歳になるまでに結婚したいと意気込むOL、まりこが好きになった男性にも人には言えない秘密があったのでした。

この漫画を読んでいると、好きな人とつきあって結婚に至るまでには、越えるべきハードルがたくさんあり、一筋縄ではいかないのだなぁとしみじみ思わされます。相手の光央さんには独特の趣味があるという設定で、それがコミカルな面白さになっていますが、二人が直面する問題は、普通に結婚を目指す人にとって共感できるもの。そういったトラブルをひとつずつ乗り越えながら、お互いのことを知り、絆が深まっていく二人を見ていると、素直にいいなぁと思えます。また、結婚をしたいという強い動機から始まっている恋なので、淡く切ないトキメキみたいなものはあまりないのですが、現実的で楽しい漫画です。

何度もうダメかも!と思っても前に進み続けるまりこは頼もしく、そして何だかんだで、いつもまりこの不安を覆してくれる光央さんも素敵です。まりこの心の声でするツッコミが笑えて、いい感じの脱力感もあります。