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8ttsのレビュー・評価・感想

INI / アイエヌアイ
8

INIの進化を見逃すな!メンバー「当て書き」の楽曲がガチハマりの気持ちよさ

2021年に放送された、サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』。
この番組出身の11人で構成されたボーイズグループがINIだ。
前シリーズ『PRODUCE 101 JAPAN』出身のJO1の成功があり、期待の反面、「影が薄くなるのでは?」という二番煎じの心配もなかったわけではない。

ところが、フタを開けてみるとその快進撃に舌を巻く。
メンバーの個性と人の良さ、それらを引き出してファンに提供していく運営の努力。
YouTubeでは楽しそうな仲良さげな彼らを見ることができる。
その一方で、生み出されるのは大胆かつ緻密に組み上げられた楽曲とパフォーマンスのギャップだ。
彼らは確実にファンを増やしている。

ドラマや映画の脚本のように、INIの楽曲はメンバー1人ひとり「当て書き」したような構成になっていることが多い。このキャスティングがガッチリとハマっているのが気持ちいい。
11人の個性と強みを活かしたパフォーマンスは、そのドラマ性で見ている我々を引き付ける。

まずは低音ラップの田島、西、池崎が、自分の中に眠っていた焦燥や不安を煽る。それでいいのかと「問題提起」のパートが始まり、聴いている側に共感を生む。
そこに後藤、佐野、松田が甘いスパイスを振りかける。少し離れた場所から、王子たちがそっと手を差し伸べてくるのだ。
そして突然目の前が開けたと思ったら、そこに立っているのは藤牧。彼は広くて神聖な場所を生み出す「空間」のエキスパートでもある。
そして、尾崎、許という天使が導く先に、髙塚という光の柱が立っているのを目撃するのだ。
最後にたどり着くのはリーダーでもある木村のパフォーマンス。楽曲の咀嚼力が高い木村だが、男臭い楽曲でも彼に掛かると品の良さが加わってしまう。

完全なファン投票で選ばれた見た目も性格もバラバラの個性たち。彼らがまとまるのは、やはり木村の存在感と安心感なのだろう。何より、1位で選ばれた木村はパフォーマンスと同じくらい人間性の評価が高い。
もちろん、メンバーもドラマを任せるのに充分な実力を持っている。

これでもまだ、INIは進化の途中だ。
確立されたドラマの枠を超えて、これからも新しい楽曲のケミを生み出してほしい。

男はつらいよ あじさいの恋
10

内気二人のデート

寅さんが珍しく惚れられている作品です。でも、かがりさんも引っ込み思案だし、寅さんも恋には奥手すぎるし、うまくいくはずがありません。デートに満男は連れていくし、かがりさんもびっくりというかがっかりというかしたことでしょう。まあ、かがりさんも良くなかっただろうけどね。かがりさんがもともといたのは京都の人間国宝の陶芸家のところで、その陶芸家、加納先生に寅さんは気に入られます。寅さんは、その人が偉いとか偉くないとかわかる前からなんのあれもなくやさしくしてあげるから、気に入られるのもわかります。すごくわかりやすい人だし、すごくさっぱりしているし、私だって寅さんと飲みたいと思いますもん。その陶芸家のお弟子さんとも仲良くしていていいなと思いました。お弟子さんは柄本さんがやってます。すごくおもしろいです。あのちょっと情けない感じが、12年も弟子をしているけど芽が出ない感じが出て似合っています。あの、題名についているように、かがりさんとは鎌倉のアジサイ寺でデートするのですが、鎌倉の風景もとても素敵です。なんか水中花とか売ってそうな露店街もいいし、行きたいなと思いました。寅さんの恋はいつものごとく、うまくいかなかったけど、加納先生と再会したりして、いい旅だったろうなと思いました。

東京卍リベンジャーズ / 東卍 / 東リベ / Tokyo Revengers / Tokyo卍Revengers / 東京リベンジャーズ
10

1ミリでも気になったら見て

人気漫画が実写化されたというニュースは見ていたのですが、最初はそこまで興味がまったくありませんでした。ですがこの前、dアニメストアでなにを見ようと漁っていたら、ふと東京リベンジャーズが浮かび見てみました。1話を見たら気がついたらもう面白すぎて感動してしまって、1日でイッキ見してしまいました。漫画のほうも読みたくなって、まだ1巻しか読んでいませんが、これから購入して読んでいこうと思っています。主人公のタケミチの並大抵ではない行動力と根性には、心打たれました。仲間のため、未来を変えるため、何より恋人を救うためにボロボロになりながらも諦めずに、絶対に勝てないとわかっていても全力で強敵に立ち向かい続けるその姿には見ているこちらまで頑張ろう!という気持ちにさせてくれる主人公。やっぱり凄いです。
最高の作品に相応しい、最高に熱い等身大の主人公とその周囲を固める最高の主役達。最高に面白くてオススメです。
ちなみに私は副総長のドラケン推しです笑。
私的にこの作品のどこがいいかと言うと、「不良系はそもそも好きじゃない私でも見やすい」、「キャラクターが魅力的でみんなかっこいい!」、「タイムリープものってあるあるじゃんとか思いながらもしっかり面白くてはまる!」など他にも上げると色々ありますがとにかく最高の作品です。