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3fyusukemiyazaki21のレビュー・評価・感想

ちゃんみな
9

人気急上昇中のちゃんみな 人気の理由解説!

今や日本だけでなく、世界のアーティストと楽曲作成をし人気を世界へと広げている「ちゃんみな」。そんなちゃんみなの魅力について解説していきます!

ちゃんみなの名が初めに広がったのは「BAZZOKA!!!高校生RAP選手権」という、高校生たちによるフリースタイルラップバトルの大会で、高校生とは思えない貫禄と音楽性によりその名を轟かせました。
その後は自身の楽曲でもその魅力を発揮していきます。
2019年に配信した『Never Grow Up』は、今ではちゃんみなの代表曲と言っても過言ではないほど有名で、ちゃんみなといえばこの曲を想像する方も多いのではないでしょうか?

ちゃんみなの魅力は何といっても「自分の感情にまっすぐな歌詞」です。きれいごとだけでなく、経験したことがある感情だけれど人には言えなかったような心の奥底の部分を歌詞にすることで、多くの人の心をとらえています。
特にデビュー初期の楽曲では当時のちゃんみなの心情が読み取りやすいと感じられます。デビュー当時見た目や楽曲についての批判も多く、そんなヘイター達への楽曲として『TO HATERS』という曲でアンサーしていたりします。またみんなが言いたくても言えなかったことや、ちゃんみな自身の悩みがそのまま歌詞になっているなど、等身大の彼女を出していくことが人気の秘訣になっているのでしょう。

日本国内だけでなく、海外の大物アーティストとのコラボも増えてきているため、今後世界レベルのアーティストになっていくであろうちゃんみなに期待です!!

SPY×FAMILY / スパイファミリー
9

家族の絆とスパイ活動が織り成す心温まる物語

『SPY×FAMILY』は、遠藤達哉によって生み出された、スパイ活動と家族愛を軸に展開するユニークなストーリーです。この作品は、ただのアクション満載のスパイものではなく、心温まるシーンやキャラクターたちの成長が描かれており、幅広い層から愛されています。

物語の舞台は、架空の冷戦時代。主人公のロイド・フォージャーは、西側の国「ウェスタリス」のスパイであり、コードネームは「黄昏」です。彼はある重要な任務を遂行するため、偽の家族を作り上げることに。その過程で出会ったのが、殺し屋の「ヨル」と心を読む能力を持つ孤児の「アーニャ」でした。3人は互いの秘密を隠しながらも、徐々に本当の家族のような絆を深めていきます。

この作品の魅力は、スリリングなスパイ活動と日常生活の中でのほのぼのとした交流のバランスが絶妙に取れている点にあります。ロイドの冷静かつ計算高いスパイとしての一面と、アーニャやヨルといった家族に対する愛情深い一面が見事に描かれているのです。また、アーニャの無邪気な行動や、心温まる家族のシーンは、見る人の心をつかみます。

『SPY×FAMILY』は、登場人物それぞれが持つ秘密と、その秘密が織り成すドラマが魅力的です。また、作品を通じて伝えられる「家族とは何か」というメッセージは、多くの読者にとって深い共感を呼ぶでしょう。さらに、コミカルな表現とシリアスなストーリーが交差することで、読むたびに新たな発見があります。

『SPY×FAMILY』は、アクション、コメディ、ドラマが絶妙に混ざり合った作品で、家族の絆の大切さを改めて感じさせてくれます。スパイという非日常的な世界と、家族という最も身近な存在が交錯することで生まれる独特の魅力は、多くのファンを引きつけてやみません。

『SPY×FAMILY』は、ただのエンターテイメント作品にとどまらず、読む人それぞれに異なる感動や気づきを与えてくれる、深いメッセージ性を持った作品です。レビューでは伝えきれない魅力が詰まっているので、是非実際に読んで、その全貌を体験してみてください。

月とライカと吸血姫
9

心を動かされる!ただの吸血鬼アニメじゃない一作!

毎年たくさんのアニメ作品が公開される中でそれなりに根強く人気のあるタイプに"吸血鬼が登場する作品"があります。
空想上の存在としてとてもオーソドックスな素材のためにとても目にする機会が多い印象もあります。

この作品もタイトルだけ見ればそういった沢山のうちの一つに映るかもしれません。
ですが、それだけで敬遠してしまうのはとても勿体ない!

原作はライトノベルであり、過去には宝島社の『このライトノベルがすごい!』にて初登場作品ながら文庫部門第4位を受賞する実力をもっています。

作品の舞台は現実世界の冷戦期にも似た情勢下、宇宙開発競争が過熱するとある国家にて吸血種族(ノスフェラトゥ)と呼ばれる人類とは別の、迫害を受けている存在が登場します。

主人公の青年レフは人間の宇宙飛行士候補生であり、ヒロインのイリナは吸血鬼の宇宙飛行実験体です。
色々な作品に触れてきた方であればもう察しが付いているかもしれませんが、この作品もまた"ロミオとジュリエット系"と呼ばれるタイプの作品です。
これは一種のネタバレになってしまうでしょうか。

ただ、この作品のオープニングや序盤からのキャラクター達の言動から視聴者はきっとすぐにその性質に気付くことと思います。
ですがこの作品の魅力は"先がわかっている"からといって減衰してしまうようなものではありません。

先がわかっているからこそ、キャラクター達の表情や言葉の一つ一つに心動かされる作品です。
このアニメ最大の魅力はこうした一人一人の役割がとても丁寧に作り込まれているという所にあると筆者は考えます。

心動かされる感動を求める方にとてもオススメできるアニメの一本です。
もちろん、先の読めない作品が好きという方もいらっしゃる事でしょう。
その点を考慮して10段階中、9点とさせていただきました。