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2pyabuki_nekoのレビュー・評価・感想

キャシャーン Sins
9

滅び行く世界で死に怯えるロボット達と永遠の命に苦しむキャシャーンの感動ストーリー

キャシャーンSinsの面白さとしては死を待つ世界で登場キャラのロボット一体一体に想いが込められていたり、唯一不死身のキャシャーンも孤独と戦い続ける心情などロボットの内面を深く追求した物語がとても新しく、ロボット作品に革命を生んだ作品だと感じました。
ロボットの内面を表している背景にはこの作品に関わっている「山内重保」監督とキャラクターデザインの「馬越嘉彦」さんが深く関わっているからではないかと思いました。2人はこの作品以外にも「おジャ魔女どれみ#」や「花より男子」で共演しており、演出の意図を馬越さんが汲み取れるからこそロボットの内面がうまく表現されて、感動的な物語に見えてしまうのかなと思いました。
またキャシャーンSinsではアクションもとても見どころのあるカットが多いです。特に2話は馬越さんも原画で携わっており、カッコよくインパクトのあるアクションで、キャラクターの表情も見るにあたって注目してほしい点です。自分も後に気づいたのですが、馬越さんは僕らのヒーローアカデミアのキャラクターデザインも担当しているので、アクションは勿論キャラクターの表情の見せ方が上手いのも納得します。アニメの物語だけでなく、作られたバックボーンをしって見るのもよりこの作品を面白く見れる点かと思いました。

イエスマン “YES”は人生のパスワード / Yes Man
10

人生で「YES」ということの効果を、コミカルに描いた良作品。

「YES」ということで人生が好転した主人公の話。

常に後ろ向きで消極的な主人公は、何事にも「NO」という正確。上司や友人などの誘いも断り、一人の世界に閉じこもって生活していたが、ある日、友人の強引な勧めでセミナーに参加する。
そのセミナーでは、「YESということが己の道を開く」というもので、セミナーで感銘を受けた主人公は、その日を境に、何事も必ず「YES」という誓いを立てて行動する。

上司や友人の誘いはもちろん、銀行マンであり融資審査をしている主人公は全てをOKしてしまうなど、全てに対して「YES」と対応する。今までの主人公の行動とは正反対で、Barで飲んでいたらケンカに巻き込まれるも、結局はヒーローになってしまうなど、全てが良い方向に好転していった。

素敵な女性にも巡り合い、一緒の誓いを立てる直前までいくが、セミナーのことが判明し誤解され、破局してしまう。

誤解を解きたい主人公は、これまでYESと言って培った経験・ノウハウを全出動して、女性の誤解を解き、最後は結ばれるという、コメディ感たっぷりの映画だ。

人生でYESと肯定すること、そうすることで様々な経験やノウハウ、人脈が作られ、巡り巡って自分に返ってくるということ。

単なるコメディ映画ではなく、生き方や成功の仕方についてもさりげなく触れられている、何度観ても飽きない作品だ。