キャシャーン Sins

キャシャーン Sinsのレビュー・評価・感想

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キャシャーン Sins
9

滅び行く世界で死に怯えるロボット達と永遠の命に苦しむキャシャーンの感動ストーリー

キャシャーンSinsの面白さとしては死を待つ世界で登場キャラのロボット一体一体に想いが込められていたり、唯一不死身のキャシャーンも孤独と戦い続ける心情などロボットの内面を深く追求した物語がとても新しく、ロボット作品に革命を生んだ作品だと感じました。
ロボットの内面を表している背景にはこの作品に関わっている「山内重保」監督とキャラクターデザインの「馬越嘉彦」さんが深く関わっているからではないかと思いました。2人はこの作品以外にも「おジャ魔女どれみ#」や「花より男子」で共演しており、演出の意図を馬越さんが汲み取れるからこそロボットの内面がうまく表現されて、感動的な物語に見えてしまうのかなと思いました。
またキャシャーンSinsではアクションもとても見どころのあるカットが多いです。特に2話は馬越さんも原画で携わっており、カッコよくインパクトのあるアクションで、キャラクターの表情も見るにあたって注目してほしい点です。自分も後に気づいたのですが、馬越さんは僕らのヒーローアカデミアのキャラクターデザインも担当しているので、アクションは勿論キャラクターの表情の見せ方が上手いのも納得します。アニメの物語だけでなく、作られたバックボーンをしって見るのもよりこの作品を面白く見れる点かと思いました。