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1uozawaのレビュー・評価・感想

m-flo
10

近未来をテーマにしたコラボ曲で一世を風靡した新感覚m-floとは

1998年に日本音楽界でメジャーデビューを果たした3人ユニットm-flo。
リードボーカルのLISAとラップのバーバル、DJのタクは日本で学生時代と共に過ごし、海外経験を経て、日本でグループを結成しました。
様々な楽曲の融合と、メッセージ性のある歌詞で送り出す楽曲は、LISAだけではなく他のシンガーとのコラボレーションも盛んです。
デビュー後の2000年には熱狂的なファンも登場し、ファンクラブを結成、3人も様々な活動を広げていきました。
そして、透明感あるボーカルのLISAが一時脱退したのを機に、人気絶頂だったm-floはグループとしての音楽リリースを停止しました。
それから、10年以上が過ぎた2012年に再び、m-floはグループとして本格的な音楽の提供を開始しました。
当時のファンにとっては待ちきれない新曲が詰まったアルバム「SQUARE ONE」は元々の多彩な楽曲にボーカルにも力の篭ったメッセージが込められています。
また、当時の楽曲を知らなかった視聴者をヒット曲を知るきっかけになっています。
m-floを知っている人も知らなかった人も一度聞いたら心に響く曲が多く、3人の個性ある音楽性とそれにプラスされた人気歌手とのデュエットはm-floならではの音楽です。

男はつらいよ 寅次郎かもめ歌
8

2代目おいちゃん

2代目おいちゃんだった松村達雄さんが、夜間高校の先生役で出ていて、懐かしいなという感じです。この高校は面白い詩を読んでくれたり授業も楽しそうだし、先生も生徒を尊重していて、寅さんが通いたくなるのも分かります。寅さんは、前にも学問をしないといけないと思ったことがあったし、結構勉強も好きなのかなと思いました。マドンナは伊藤蘭さんで、マドンナといっても、寅さんにとっては娘みたいな役回りの子です。私なんてきっと合格しねえよと自分に自信がなかったりしますが、素直ないい子です。寅さんも、友人の娘だからなといいつつ、実は恋心があったのかもしれません。でも、ちゃんと恋人もいて、寅さんはまたしても振られます。この恋人役は村田雄浩さんでした。昔から顔が変わってないなって感じです。無骨ないい人そうで、寅さんも気に入りそうなタイプでした。あと、本作のポイントは、博一家が家を建てたというところです。さくらちゃんと、家を見に行った寅さんは、小さい家だと驚きながら、「まあいい家じゃねえか」とおべっかなんかを言ったりしますが、その家に寅さんの部屋があることに感動してしまうという一幕があり、寅さん兄妹の兄妹愛が感じられて素敵です。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ / Godzilla: King of the Monsters
9

GODZILLA in ハリウッド

小学生の頃に初めて「ゴジラ」に触れました。観たのはファイナルウォーズ。
ファイナルウォーズはシリーズの怪獣が勢揃いする作品で当時は話についていけなかったけど、演出と怪獣に興味を惹かれて観ていた記憶があります。
ゴジラっていうと、「人間vsゴジラ」か「その他怪獣vsゴジラ」の二択に分かれると思っています。
今作では怪獣と戦うのがメインだったと勝手に思ってます。
ストーリー重視というより、ゴジラ、ギドラ(2枚目)がスクリーンで暴れまくる姿を見せたいっていう作り手の意図があったと思うし、ハリウッドの予算があって初めて実現できたのかなって内容でした。
怪獣バトルのための映画って印象が強め。だからバトルシーンは観てるこっちがソワソワするようなド迫力と緊張感。
人間が襲われるシーンは絶望感強め。
ただし、バトルが100点なだけに人間ドラマの完成度があまり高くなかったと思います。
母親は何がしたいかイマイチ伝わってこなかったし。
鑑賞中、BGMに力を入れてるな、と感じました。
ゴジラのBGMにはアレンジで合いの手、ギドラのBGMには念仏アレンジ。
この念仏アレンジはとても良かったです。
このアレンジの効果でギドラに神々しさ、禁忌っぽさが生まれたんじゃないかな、と思います。
映画館での上映はとっくに終わってますけど、レンタルでもいいので観てほしい作品です。次回作もあるようです。