愛に公式はない!
最愛の父親父親を事故で亡くした時、ネイサンはその車の助手席にいました。ネイサンは自閉症スペクトラムで人とのコミュニケーションがとても苦手で、母親と手を繋ぐこともできません。話すことも苦手なネイサンは図形や数学が大好きです。
9歳の時、高校の数学の教師をしているマーティンに数学オリンピックの存在を教えられ、指導を受ける事になります。話さないネイサンを辛抱強く育てる母親ジュリーはネイサンの「こだわり」を理解していますが、度々傷つき距離が縮まらない事に寂しさを感じます。
7年後、ネイサンは国際数学オリンピックの選抜試験を受けて通ります。合宿の為に台湾に行き、そこでチャン・メイとペアになります。マーティンは多発性硬化症の症状が悪化し、学校を退職します。ネイサンはギリギリ代表メンバー入りが出来ます。
オリンピック前夜、寝られないというチャン・メイはネイサンのベツドにやって来て、キスをしそのまま同じベッドで寝てしまいます。翌朝、中国代表チームの監督(メイの叔父)に見られて叱られ、メイは棄権し帰宅します。ネイサンは試験が始まってすぐに会場を飛び出し、ジュリーは後を追います。ジュリーはネイサンに、愛とは何かを話します。ネイサンはネットで愛の公式を見つけますが、難解でわかりません。公式はわかりません。ジュリーは必死に愛を伝えます。ネイサンは駅までジュリーと向かいます。事故以来初めて助手席にに座り初めて母親の手を重ねます。エイサ・バターフィールドがとても印象的です。とエイサ・バターフィールドとサリー・ホーキンスがとても良い演技をします。