アニメンタリー 決断

アニメンタリー 決断

『アニメンタリー 決断』は1971年に放送された竜の子プロダクション制作のテレビアニメ。太平洋戦争を題材にした作品であり、1941年の真珠湾攻撃から1945年の敗戦まで、日本側と連合国側双方の指揮官や司令官たちの重要な「決断」を中心に描いている。タイトルの「アニメンタリー」は「アニメーション」と「ドキュメンタリー」を合わせた造語である。
放送当時には同名のタイトルで雑誌が出版され、フィルムストーリーが掲載された。雑誌は全6冊。

アニメンタリー 決断のレビュー・評価・感想

アニメンタリー 決断
10

頭を使え!男なら!

随分前のアニメなのでしょうが、「決断」というアニメシリーズがあります。この「決断」シリーズは、真珠湾攻撃~終戦までを1話区切りでアニメとして放送されていたものらしいです。現在はYouTubeで見ることができます。
僕が今回紹介したいのは、「真珠湾攻撃」のお話です。南雲忠一中将率いる、空母「赤城」「加賀」「蒼龍」「飛龍」「翔鶴」「瑞鶴」の6隻の正規空母を中心とする30隻以上の大機動部隊は、ハワイに迫りつつあった、12月8日「ニイタカヤマノボレ」の暗号電文ととも、攻撃隊が発艦した。最初の発艦は、「零式艦上戦闘機」20ミリ機銃を装備、軽快な運動性能を誇りドッグファイトで性能を発揮する。次は「九九式艦上爆撃機」爆撃機の割に運動性能も良く、命中率は80%以上。パイロットは絶対の信頼を置いていた。最後に「九七式艦上攻撃機」魚雷を抱いて敵の懐深く飛び込み攻撃する。765名が太平洋のど真ん中に巨大な編隊を組んで今、「歴史」に突入しようとしている…この巨大な大編隊はハワイ上空に姿を現し、敵戦艦群、敵基地(飛行場や貯蔵庫・弾薬庫)に、攻撃を加えていきます。零戦隊は迎撃に上がってきた敵戦闘機との空中戦にて性能を発揮しています。そんなこんなで、攻撃隊は大戦果を挙げます。空母に帰還してくる機体の中には着水する機もあります。そこで空母「赤城」艦橋では、第三次攻撃をするかしないかで激論に発展するものの、艦隊は北に舵を取り、日本本土に向かって帰投を開始しました。このアニメを見ていて思った事が、果たしてこの決断は正しかったのでしょうか?と素朴な疑問を頂きました。ある者は慎重と言い、ある者は臆病と言う、僕もどちらかと言うと後者の意見になりますね。何で第三次攻撃隊を出さなかったのか…悔やまれます。