小人がいてくれたらうれしい
藤原竜也さんが声で出ているということでしたが、重要ながら最後の方にちょっと出ているだけでした。あの小人さんとの話も見たいので、続編ができたらうれしいなと思う作品です。
小人が家に住んでいるなんて、考えただけでもワクワクします。角砂糖とかティッシュとか、なぜかなくなるのが小人の仕業ならどれだけロマンティックでしょう。借り暮らしの、といいながら盗みを働いているアリエッティたちの暮らしはなかなか大変そうでした。昔は、ネズミとか虫とかが家にいてもおかしくないし、小人たちも音を立てても平気だから暮らしやすかったのかなと思いました。
男の子は小さな女の子を見かけて、彼女のためにいろいろしてあげて、病気でいろいろ不安だし、誰かのために何かをしたかったのかもしれません。そして、小人を探し回るお手伝いさんですが、私たちはアリエッティの立場で見ているからなんていやな人なんだと思いますが、普通の人が小人を見かけたら彼女のように探し回るかもしれません。ただ、単純な人ってだけでしょう。他の人がいい人すぎるだけなのかもなと思いました。
小人たちの物品取得の様子がおもしろく、男の子との交流に心がキュンとする、いい話でした。