ターミナル(映画)の感想
今回はトム・ハンクス主演の映画「ターミナル」についてレビューを投稿させて頂きます。
この映画は、東ヨーロッパ付近にある架空の国「クラコウジア」からアメリカに旅行に来た男が飛行機が出発した直後に祖国でクーデターが起こってしまい、国自体が事実上消滅したことによって国際線乗り継ぎロビーに足止めを食らう所から物語が始まります。
海外旅行に行った事がある方なら分かると思いますが、言語が通じない国で自分一人しかいないというのはとても不安ですよね。
そんな中主人公は空港の職員から「あなたの国は消滅しました。なので入国出来ません。」と言われてしまいました。そのような時我々英語が理解出来ない人はどのような行動をするでしょうか?映画内の主人公はニヤニヤしながら「イエス!イエス!」ととにかくコミュニケーションを取ろうとします(笑)その時、私ももし同じ立場だったとしたら絶対に同じ行動を取ってしまうなと思いました。その後、主人公はアメリカに入る事も出来ず、もちろんクーデター中の自国に戻ることも出来ないので空港の乗り継ぎロビーに食事のクーポン券を数枚渡され一人取り残されてしまいます。何をすればいいかとフラフラしていた矢先、ニュース番組を映しているテレビが目に入りました。そこで初めて自分の国でクーデターが起こっている事に主人公は気づき、自分の今の状況を理解するのですがその気づいた瞬間のトム・ハンクスの表情がなんとも言えない絶妙な演技でそれを見た瞬間に泣きそうになってしまいました。
その後主人公は空港で暮らす為に色々な術を身につけていき、また恋もします。それがまた泣けるだけではなくとても愉快で見ていてとても楽しい気分になります。
皆様も是非映画「ターミナル」を御覧ください。