C&K

C&K

C&KはCLIEVY(クリビー)とKEEN(キーン)からなる男性2人組ボーカルユニット。ディスコ、ファンクなどのブラックミュージック、フォークや歌謡曲など様々なジャンルをミクスチャーにした「JAM」(ジャム)と呼ぶ音楽スタイルを確立している。
C&Kは2人が大学生時代に結成し、2008年に九州男の「1/6000000000 feat.C&K」に参加。同年にはデビューミニアルバム『CK island』をリリースして、オリコンインディーズチャート10位を記録した。
2010年に「梅雨明け宣言」でメジャーデビューを果たす。

C&Kのレビュー・評価・感想

C&K
9

C&Kはジャンルを問わない幅広い楽曲と圧倒的な歌唱力が魅力!

2010年にメジャーデビューしたC&Kは、CLIEVY(クリビー)とKEEN(キーン)の男性二人組シンガーソングライターユニット。

C&Kはメディアの露出が極端に少なく、楽曲のほとんどは大掛かりなプロモーションもなくノンタイアップというスタイルのため、
現段階では知る人ぞ知る実力派ユニットという位置付けにある。

個人的にだが、このユニットの魅力は大きく分けて二つある。
一つはその圧倒的な歌唱力。
ハスキーボイスの女性が歌っているかのような錯覚に陥るほどのスーパーハイトーンボイスで歌うCLIEVYと、しっとりと優しいシルキーボイスで歌うKEEN。
この二人の声はとても個性的だが、その個性が絶妙に絡み合い、豊かなハーモニーを奏でて聴く人を圧倒する。
特にKEENのシルキーボイスはとても耳に心地よく、ずっと聴いていたい衝動に駆られるほど。
もう一つの魅力は幅広いジャンルの楽曲である。
C&Kの楽曲は、切ないバラード系だけでなくダンスチューンやファンク、ソウル、レゲエといった、
ブラックミュージックからフォークソングや80年代を彷彿させる歌謡曲と様々で、歌のジャンルを横断する。
その楽曲に合わせて無数に表情を変えるボーカルテクニックは圧巻である。

楽曲の好みは人それぞれ分かれてしまうが、誰でもツボにはまる楽曲があるのがC&K。
僕はバラードが好きなのでお勧めは「僕のとなりにいてくれませんか」と「みかんハート」。
みかんハートの歌詞はとても切ない女心を書き下ろした楽曲で、二人のハーモニーはないが、
CLIEVYのスーパーハイトーンボイスとKEENのシルキーボイスが、恋をしている女心をそれぞれの表現で歌いあげている珠玉の名曲。

まだ聴いたことがないという方は、是非一度聴いてC&Kの魅力を感じて欲しい。
絶対に損はないと断言する。

C&K
8

ライブが熱くて楽しい!!

C&Kは、クリビーとキーンの男性二人組のボーカルユニットである。そんなに有名ではないが2018年にドラマの主題歌を担当し、少し知名度が上がってきたように思う。
この二人の特徴はなんといっても声!クリビーのハイトーンボイスとキーンの甘いボイスによる調和は見事。特にクリビーの声は初めて耳にしたとき、女性が歌っていると思ったほどだ。そんな二人のハーモニーが織り出す歌は明るいダンスナンバーからバラード、レゲエ調、様々なジャンルに渡る。C&Kは見たいなーと思ったら歌番組などで見ることはあるだろう。しかし個人的には絶対にライブがおすすめ!C&Kの真骨頂はライブだと思う!
C&Kのライブは単純に心から楽しい!先にお伝えすると、静かにアーティストの唄を聞きたい人には向かないだろう。完全にお客さんも一緒に歌ったりレスポンスしたり、踊ったり、絶対汗かくタイプのライブなのでそこは人を選ぶかもしれない。ただまずこのC&Kの二人が一番ライブを楽しんでいる!それを見るとこちらも楽しくなる、そんなライブなのだ。
C&Kの自己紹介は芸人さんが漫才始めるかのような言い方だし、そもそも自己紹介的な歌がいくつもある。ライブのために作ったんだろうなという歌もいっぱいある。本当に会場にいる全員が楽しくなるようなライブを生み出してくれている。アーティストのライブでこんなに笑えるライブはそうないんではないだろうか!好みが分かれるかもしれないが!一度は生でC&Kのライブをみてほしい!