C&Kはジャンルを問わない幅広い楽曲と圧倒的な歌唱力が魅力!
2010年にメジャーデビューしたC&Kは、CLIEVY(クリビー)とKEEN(キーン)の男性二人組シンガーソングライターユニット。
C&Kはメディアの露出が極端に少なく、楽曲のほとんどは大掛かりなプロモーションもなくノンタイアップというスタイルのため、
現段階では知る人ぞ知る実力派ユニットという位置付けにある。
個人的にだが、このユニットの魅力は大きく分けて二つある。
一つはその圧倒的な歌唱力。
ハスキーボイスの女性が歌っているかのような錯覚に陥るほどのスーパーハイトーンボイスで歌うCLIEVYと、しっとりと優しいシルキーボイスで歌うKEEN。
この二人の声はとても個性的だが、その個性が絶妙に絡み合い、豊かなハーモニーを奏でて聴く人を圧倒する。
特にKEENのシルキーボイスはとても耳に心地よく、ずっと聴いていたい衝動に駆られるほど。
もう一つの魅力は幅広いジャンルの楽曲である。
C&Kの楽曲は、切ないバラード系だけでなくダンスチューンやファンク、ソウル、レゲエといった、
ブラックミュージックからフォークソングや80年代を彷彿させる歌謡曲と様々で、歌のジャンルを横断する。
その楽曲に合わせて無数に表情を変えるボーカルテクニックは圧巻である。
楽曲の好みは人それぞれ分かれてしまうが、誰でもツボにはまる楽曲があるのがC&K。
僕はバラードが好きなのでお勧めは「僕のとなりにいてくれませんか」と「みかんハート」。
みかんハートの歌詞はとても切ない女心を書き下ろした楽曲で、二人のハーモニーはないが、
CLIEVYのスーパーハイトーンボイスとKEENのシルキーボイスが、恋をしている女心をそれぞれの表現で歌いあげている珠玉の名曲。
まだ聴いたことがないという方は、是非一度聴いてC&Kの魅力を感じて欲しい。
絶対に損はないと断言する。