ORANGE RANGE / オレンジ・レンジ

ORANGE RANGE / オレンジ・レンジ

ORANGE RANGE(オレンジ・レンジ)とは、日本の5人組ロックバンド。略称は「RANGE(レンジ)」。沖縄県出身。メンバーはヴォーカル&MC・RYO、HIROKI、YAMATO、ギター・NAOTO、ベース・YOH。
2001年にバンドを結成。地元・沖縄のライブハウスやストリートを中心にライブを行い人気を集めると、2003年6月4日には1stシングル『キリキリマイ』でメジャーデビュー。続いて同年7月16日にリリースされた2ndシングル『上海ハニー』でブレイク。その後も『ロコローション』『ビバ★ロック』などヒットシングルを連発。アップテンポな曲調の楽曲が多かった中、2004年10月20日に発売した8thシングル『花』は一転してバラード曲となったが、バンド初のシングルミリオンヒットを記録。さらに人気を拡大することとなった。
2010年7月27日には自主レーベルSUPER((ECHO))LABELを設立したことを発表。地元である沖縄県を活動の拠点としながら、シングル・アルバムなど作品をコンスタントにリリースしている。
2010年代からはバンドの曲制作を担当しているYAMATOが他アーティストのプロデュースを行うようになるなど、活動の幅は多岐に渡っている。

ORANGE RANGE / オレンジ・レンジのレビュー・評価・感想

ORANGE RANGE / オレンジ・レンジ
9

夏といえば聞きたくなるORANGE RANGEの魅力

メンバー、Vo.RYO、Vo.HIROKI、Vo.YAMATO、Ba.YOH、Gt.NAOTOの5人組ロックバンド。
2001年に結成され、2003年にメジャーデビューを果たした。
彼らの魅力は、ボーカルが3人いることでより幅広い音域とジャンルにとらわれない楽曲の数々。
人気のポップス、ロックはもちろんバラードや沖縄民謡などがある。
沖縄を活動拠点にさまざまな楽曲を制作。
映画やドラマ、アニメの主題歌、FIFAワールドカップのテーマソングとして抜擢され、話題となった。
夏といえば、”ORANGE RANGE”をイメージする人も多いはず。
代表曲の「ロコローション」や「イケナイ太陽」などはライブではもちろん大型フェスでも大盛り上がりとなっている。
メディアよりもライブを中心に活動しており、沖縄訛りのMCは、普段のかっこいいイメージとのギャップやボケとツッコミ、仲の良さなど彼らに魅了されているファンも多い。
当時の代表曲を今の彼らの歌唱力や演奏で聴くとまた違った一面が見れるので、中毒性になる人も続出。

おすすめの3曲をご紹介!

■上海ハニー
ORANGE RANGEの名前を世に知られるきっかけとなった代表的な1曲。
夏ソングの定番として、毎年誰しもが1回は耳にしたことがあるはず!
ライブの間奏では、メンバーと一緒にカチャーシーを踊り、会場の一体感を感じられる。

■花
映画の主題歌にもなった今でも圧倒的支持率のあるバラード曲「花」
ミリオンセラーを達成するほど注目され、この曲も彼らを代表する1曲となる。
心に響く歌詞やハスキーな歌声のHIROKIの表現力が魅力となっている。

■SUSHI食べたい feat.ソイソース
タイトルがキャッチーな楽曲。
一度聞くと思わず口ずさんでしまうような中毒性のなるメロディーが特徴的。
日清食品のTVCMで「味噌食べたい」に替え歌として起用されている。本人が歌唱し、話題になった。

ORANGE RANGE / オレンジ・レンジ
9

ORANGE RANGEの音楽の軌跡

2000年代を代表する、沖縄出身のロックバンド。
インディーズ時代は、沖縄のライブハウス中心に積極的にライブ活動を行い、「キリキリマイ」でメジャーデビューを果たす。次にリリースされた「上海ハニー」で、一躍名の知れたバンドになる。その後も、「ミチシルベ」「ロコローション」「アスタリスク」等、立て続けにヒットを飛ばす。特に「花」は、映画「今、会いに行きます」の主題歌として使われ、ロングヒットする。ロックやバラード、レゲエ、ポップ…と枠にはまらない自由な楽曲を作り、ファンを魅了する。
ライブパフォーマンスにも定評があり、タオルを回したり歌によって振り付けがある等、ファンの一体感がすごい。熱狂的なファンが叫んだりジャンプしたりとかなり暴れるライブになるので、終わった後は多少痩せる(笑)。
ロッキンジャパン等、各地の大きな音楽イベントにも参加しているが、観客が多すぎて人数制限が設けられるほどであった。
メンバーは全員沖縄に住んでいるので今でも沖縄弁が抜けず、ライブMCは沖縄弁で話される。そのゆったりまったりしたMCと激しいライブパフォーマンスとのギャップがファンにはとても好評。
ちなみに、MCはボーカル3人が中心で、ギターのNAOTOとベースのYOHさんは笑って3人を見守っている。テレビ出演はあまりないが、ライブ中心に活動しているので非常に音楽を愛しているバンドなのだと分かる。

ORANGE RANGE / オレンジ・レンジ
9

我が道を進むミュージシャン

メンバーの脱退、個人レーベルでの売り出し等、長年の中でいろいろとあった。約10年前には最も売れた。売れた頃の音楽は今でもよく歌われる。ライブなどでも欠かせない名曲になっている。
売れ始めて数曲後、雰囲気が少し変わった。ファンもあれ?とハテナマークだった。多分所属レーベルからも、方向性を変えるなと言われていたはずだ。しかし自分たちの道を貫いた。そこから個人レーベルに移ったのであろう。個人レーベルへの踏切は、小さなことではなかったはずだが、そんなことを感じさせない程、意欲的に活動していた。方向性が変わってからも変わらず良い曲も、よくわからない曲もたくさん出している。ライブに行くと必ずどの世代のファンも楽しませようとしてくれているのだと感じる。グッズなども年々可愛くなっている。またファンを取り戻してきている感がある。cdのジャケットなども可愛さがある。その辺のアーティストじゃ思いつかないようなアイデアだったりすることがまた良い。彼らの変わらない沖縄便も魅力の一つだ。ファンはORANGE RANGEが好きだから、という理由で沖縄旅行するのも少なくない。ORANGE RANGE巡りをするのだ。