クリスマスのオススメ映画
愛が溢れる物語です。18人の男女の様々な愛の形を描いています。
舞台はロンドン、クリスマス5週間前から物語はスタートします。
落ちぶれたロック歌手のビリーは、自身の過去の曲をクリスマス風にアレンジして1位を目刺します(本人は駄作だと思っている)。秘書のナタリーに恋をして仕事にならない首相のディビッド、妻を亡くして義理の息子と心を通わせるのが難しいダニエル、カレンという妻がいるのに、部下に誘惑されてカレンに知られます。ダニエルの息子サムは初恋に悩み、サラは同僚カールと良い雰囲気になりますが、いつもの「電話」で台無しに。マークは親友ピーターの新妻ジュリエットに以前から想いを寄せています。そしてクリスマスに誰が誰と過ごすのか、クリスマスから1ヶ月後がラストになります。
この映画は「グランドホテル方式」(群像劇)を巧みに使用し、それぞれがバラバラなストーリーでありながら、実は繋がっています。シーンは空港で始まり、空港で終わります。しかも、主役級のキャストがバンバン出ていて豪華です。名前を1人挙げろと言われても、誰を選んだものか悩むくらいです。コメディ要素もたっぷりあるので、笑った後にホッコリします。