fox capture plan / fcp

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fox capture plan(フォックス・キャプチャー・プラン)は2011年に結成されたインストゥルメンタルバンド。メンバーは岸本亮(ピアノ)、カワイヒデヒロ(ベース)、井上司(ドラム)。コンセプトは「現代版ジャズロック」。
2010年にそれぞれ別のバンドで活動していた3人が出会い、翌年に結成する。2013年発売の2ndアルバム『BRIDGE』は第6回「CDショップ大賞2014」ジャズ部門賞を受賞するなど、大ヒットを記録する。2017年にはドラマ『カルテット』や『この声をきみに』の劇伴提供を行ったことで話題となった。2018年には『コンフィデンスマンJP』の劇伴を担当した。

fox capture plan / fcpのレビュー・評価・感想

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現代版ジャズロック!クールなジャズ・ピアノトリオ

fox capture plan(フォックス・キャプチャー・プラン)は3人組のインストゥルメンタルバンドである。
それぞれ別のバンドで活動していた3人が2010年に出会い、翌年2011年に結成した。
岸本亮(ピアノ)、カワイヒデヒロ(ベース)、井上司(ドラム)のトリオで「現代版ジャズロック」をコンセプトとして活動している。
ピアノの岸本亮は、MELTENという名前でJABBERLOOP、POLYPLUSでもキーボーディストとして活動している。
ベースのカワイヒデヒロは作曲家の川井憲次の甥である。

最初の作品”Sampleboard”は口コミで評判が広がり、フロアデイリーチャートで1位の売り上げを記録した。
2015年にはJAZZ JAPAN AWARD 2015アルバム・オブ・ザ・イヤー・ニュー・ジャズ部門獲得。
活動5周年にあたる2016年にはFUJI ROCK FESTIVALに出演など華々しい活躍をしている。
2018年に劇伴を担当したフジテレビ月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(出演:長澤まさみ他)のオープニングテーマ”We Are Confidence Man”のミュージックビデオでは、
五十嵐役の小手伸也が出演し、作品にマッチしたコメディ要素が取り入れながらも、クールでおしゃれなサウンドで楽しませてくれる。
2021年には結成10周年を迎え、2枚のオリジナルアルバムと初のトリビュートアルバムのリリースを発表した。

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現代版ジャズロック

ピアノ、ベース、ドラムからなる現代版ジャズロックトリオ。2012年にデビューし今まで7枚のオリジナルアルバムを発表。
初期の作品には疾走感溢れる曲やメロディアスな曲が多く、ジャズをほとんど知らない人でも取っつきやすいと思います。実際私もほとんどジャズを聴いてこなかったですが、初めてfox captur planを聴いた時はすぐにこの音楽に惹かれました。
4作目以降はストリングスや電子音を取り入れた曲も増え、音楽性の幅を広げより独自の世界観を作り出してます。
1つのアルバムに1~2曲カバー曲があります。90年代~00年代の洋楽が多く、彼らと歳が近い私も当時よく聴いて曲が多いのでそこでもテンションが上がりました。
数年前からCMやテレビ番組で使用されるようになったり、カルテットやコンフィデンスマンJPなどのドラマの劇中曲を担当することも増えてきました。
このバンドを知らなくてもドラマで使用されてた曲を聴くと「あっ、聞いたことある」となる人は多いかもしれません。
また個々でも活動をされており、あるアーティストの作曲や演奏など幅広い活動をされてます。
興味を持たれた方はぜひライブに行ってみて下さい。
ジャズバンドなんで曲のアレンジなどが多彩にあって何回行っても楽しめます。
あとピアノの岸本さんのMCが面白いです。演奏してる時はクールなんですが喋りはじめるとめっちゃ面白いです。
これからもどんどん活躍されていくと思いますので、ぜひ聴いてほしいです。