NakamuraEmi

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Nakamura Emi(ナカムラ エミ、1982年3月15日 - )は、日本の神奈川県厚木市出身のシンガーソングライター。身長148cm。2007年、25歳で本名の「中村絵美」でアーティスト活動を開始する。2016年1月20日、33歳で「NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST」でメジャーデビュー。ジャンルはJ-POP、ヒップホップ、ジャズ、レゲエなど。

NakamuraEmiのレビュー・評価・感想

NakamuraEmi
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NakamuraEmiさんをオススメする理由

NakamuraEmiさんとは…
日本の神奈川県厚木市出身のシンガーソングライターさんです。オフィスオーガスタ所属で、33歳の時に「NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST」でメジャーデビューされています。
山と海と都会の真ん中で育ち、幼少の頃よりJ-POPに触れてきたEmiさん。カフェやライブハウスなどで歌う中で出会ったHIPHOPやJAZZに憧れ、歌とフロウの間を行き来する現在の独特なスタイルを確立された後、現在もそのスタイルを貫いて活動されています。
私が初めてNakamuraEmiさんを聴くきっかけとなったのは、「洗濯と、音楽と。」というApple musicのプレイリストでした。
このプレイリストは、私の好きなライフスタイルメディア「北欧、暮らしの道具店」を運営しているスタッフさんが手がけたもので、その中の1曲目が、NakamuraEmiさんの「相棒」という曲でした。
ギターを掻き鳴らす音から始まるイントロダクションは、まるでこのプレイリストの「始まり」を意味するような、まさに1曲目に相応しい爽快な雰囲気でした。
Emiさんの清々しいくらい真っ直ぐな歌声が、私の身体と心にスッと入ってくるものを感じ、一瞬で心を奪われた私は、Emiさんの他の曲を聴いてみることにしました。
'' 嬉しそうな私は下手なダンスを
出すぎた真似をした そんな夜は
道草して空を見上げて
ちゃんと私を撫でてあげて
私なら大丈夫だって ''
(甘っちょろい私が目に染みて より)
私がEmiさんの音楽を聴いて心が震える理由は、
その真っ直ぐな声だけではなく、リアルであたたかくメッセージ性のある歌詞が心に突き刺さるからです。
Emiさんの歌詞は女性をテーマにした内容が多いのですが、時に前向きでポジティブに、女性の強さを訴えかけるような表現や、心をそっと優しく包み込んでくれたり勇気づけてくれる言葉をありのままに語る歌詞がとても好きです。
日本の女性を歌うことをテーマに掲げたアルバム、「NIPPONNO ONNAWO UTAU 」シリーズに収録されている曲は、どれも女性のリアルな心情を描いており、女性からの強い共感や支持を得ています。
音楽性にも独特なセンスがあり、
Emiさんが音楽活動を経験していく中で得た様々な音楽ジャンルの要素を取り入れ、オーガニックなサウンドやオリジナリティ溢れるメロディーを生み出しています。
いかがだったでしょうか?
Emiさんのことが少しでも気になって頂ければ嬉しいです。
是非みなさんも1度、NakamuraEmiさんの音楽に心を撃たれてみてください。

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NakamuraEmiの、女性に刺さる音楽

「NIPPONNO ONNAWO UTAU」というキャッチコピーの通り、男性はもちろんですが女性に特に聞いて欲しいアーティスト。ポップスとジャズ、そしてヒップホップのとソウルの融合とでもいうのでしょうか、歌詞はラップ調が多いですが、歌唱力も声の伸びも抜群に良い女性シンガーなので、「ヒップホップはちょっと…」という方にも聞きやすいです。ラップ・ヒップホップに多い電子音やエレクトロな音色はほぼありません。楽曲によりますが、曲調はポップス、ジャズ、ソウル調の物が多いです。生のバンドの音にのびやかでエッジの効いた女性ボーカルでラップ。これがなかなか癖になり、しみじみぐっとくるしノッてしまうグルーヴ感があります。
キャッチコピーにある通り、現代の女性に刺さる歌詞が多いです。「若い女の子、恋愛」というより、「大人として頑張らなければいけない、働く世代の女性」向けです。どうでもいい悩みやつまづき、不安や葛藤をストレートにぶつけられている感じがあります。「わたしの代わりにずばっと言ってくれてありがとう」という気分になります。
メロウで切ないバラードではなく、思わず身体を揺らしてしまうようなビートのなかに紡がれる言葉。一度はまるとやめられないくらい、ちょっとアブナイアーティストかもしれません。

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現代を生きる私達に必要な音楽。30代でメジャーデビューNakamuraEmiの魅力。

私がNakamuraEmiの音楽と出会ったのは、ある音楽番組。そこで聴いた彼女の楽曲「YAMABIKO」を聴いた時とても大きな衝撃を受け、画面にくぎ付けになっていた数分間があっという間に過ぎていた。
小柄な外見からは想像もできない圧倒的な歌唱力と、背中を押してくれる歌詞が印象的。20代から音楽活動をしていた彼女だが、30代でHIPHOPと出会い、今までとはガラッと変わったスタイルで観る人をどんどん魅了していき、今では著名人のファンも少なくない。
過去作品のタイトル「NIPPONNO ONNAWO UTAU」からもわかるように、元々は日本の女性を応援するために作られた楽曲が多かった。しかし今では、現代社会へ訴えるかのような歌詞は、老若男女問わず複数の人の心に響いているようだ。「かかってこいよ」という曲にもその要素が含まれているが、その他に収録されている楽曲もふと考えさせられる様な…忘れていた何かを思い出させる様な…そんな内容になっているので興味のある人はチェックしてみてほしい。
もちろんライブパフォーマンスも素晴らしく、生歌を聴いた人は口を揃えて感動した!と言う。そして厚木市出身だと言う彼女だが、いきものがかりに続くスターになるに違いないと私は思っている。