ルイスと不思議の時計

ルイスと不思議の時計

『ルイスと不思議の時計』は2018年に公開されたアメリカ合衆国のホラー・ファンタジー映画。監督はイーライ・ロス、脚本・製作はエリック・クリプキが務める。ジョン・ベレアーズの児童小説『壁のなかの時計』を原作とした作品で、本来はファミリー映画であるが、製作会社アンブリン・エンターテインメントのスティーヴン・スピルバーグから「怖く作ってくれ」と注文を受けてホラー要素が多く取り入れられた。
10歳の少年ルイスが、伯父の二流魔法使いジョナサン・バーナヴェルトと隣人の魔女フローレンス・ツィマーマンと力を合わせて、世界を破滅に導く邪悪な力を持つ時計を見つけるべく奮闘する様子を描いている。批評家からは、「絶妙なセンスでユーモアとホラーをファミリー層向けに混ぜ合わせた作品」として高評価を受けている。

ルイスと不思議の時計のレビュー・評価・感想

ルイスと不思議の時計
7

懐かしい内容が実写映画になりました

小さいころに図書館でこれの書籍を借りて読んだ記憶があり、詳細なお話までは覚えていませんでしたが、今回、映画になると聞いて上映するのを楽しみに待っていました。
このお話は、両親を亡くしたルイス少年と、おじさんである小太りのジョナサンのお話です。ルイス少年が引き取られて初めての夜、ルイスが就寝するとジョナサンおじさんが渦中電灯片手にあちこち何かを探して歩きまわっています。次の日、おじさんにそのことを聞こうとしますが、学校初日いってらっしゃいと言われてしまい、登校します。学校でも、ゴーグルをしている変な子を見られてしまい、友達はできず、寂しい思いをしていると、夜、亡くなったはずの母親が枕元に出てきて、本を探してほしいと頼まれます。おじさんとおじさんと一緒に暮らしている女性の周りでは不思議なことがいっぱい起こり、魔術師・魔女であることを知り、次第にジョナサンおじさんの過去がわかり、物語は世界の危機にまで発展してしまい、さあどうしましょうという展開ですが、お笑いあり、ホラー的要素もあり、頭はおっさん体は赤ちゃんというあんまりビジュアル的に見たくない映像ありと、何にも考えずに見ていられる映画です。