セレンディピティ(映画) / Serendipity

セレンディピティ(映画) / Serendipity

『セレンディピティ』(原題:Serendipity)とは、2001年のアメリカのロマンス映画。監督はピーター・チェルソム、出演はジョン・キューザック、ケイト・ベッキンセールなど。クリスマス前のニューヨークのデパートで偶然出会い、「セレンディピティ3」というカフェでお茶をした2人は、その後運命的な再会を果たす。運命を信じて行動する2人の姿に胸を打たれる、物語の展開が素晴らしいなど、評価が高い作品である。

セレンディピティ(映画) / Serendipityのレビュー・評価・感想

セレンディピティ(映画) / Serendipity
8

運命って実は気づいてないだけで転がってる?

この作品は婚約者のいる2人が出会い、互いが運命の人なのかもしれないという思いが交錯する物語。しっくりときていない婚約者がいる傍ら、意気投合する相手に出会えたとして偶然が重なり合うならきっとそれは運命なのかもしれない。
この作中に出てくる数々の偶然は「もうこれは運命でしょ?」としか言いようがないくらい、多いのだ。運命を信じる人なら是非ともみて欲しい。
この作品が公開されたのが2001年ということもあり、この年代の映画が好きな方にもおすすめな。個人的にサラの本がジョナサンの手に渡るシーンと、ジョナサンの名前が書かれた5ドル札がサラに渡るシーンがロマンチックで素敵だった。
絶対にないだろという非現実感を味わせてくれるのもまた映画の良いところ。舞台がニューヨークのクリスマスなので、クリスマスシーズンに見るのも素敵。
この作品のタイトルは2人が一緒に語り合った偶然という意味のカフェの名前で、内容にゆかりがあり、響きも可愛らしい。
短い間だけど積もる話を心ゆくまで話せる相手が見つかることって、なかなかないのかもしれない。だからこそこういう運命を美化する映画は光り輝くと痛感した。自分もそんな人に出会いたいそう思わせてくれた。

セレンディピティ(映画) / Serendipity
10

運命は絶対あるという希望をもたせてくれる

私は運命を感じさせてくれる映画が好きなのですが、今まで生きてきて観た映画の中でも一番大好きな作品です。恋愛に悩んだ時や、うまくいかない時、また失恋した時などにみると、新たな恋をしたくなりますし、絶対運命はあるんだと思う事ができます。
付き合う人が変わると、この人が運命の人なのかなと思ったりしたのですが、結局結婚はせずに終わるということが多かった私ですが、この映画を見てから普通に恋愛するのではなく、少しかけひきをして運命にかけておかねの札に電話番号とかを書いてそれがあなたに返ってきたら私たちは運命よというような恋がしてみたくなりました。この映画を見てから、運命というものはただのおとぎ話ではなく本当にあるものなんだと希望を持てましたし、子供の頃の純粋な綺麗な心に戻れた気がします。毎年、クリスマスシーズンになるとこの映画を見ながらわくわくしています。私はこの映画に何度も助けられましたし、私の頭の中で描いているパーフェクトな恋愛やパーフェクトな理想の人の希望を膨らませてくれて、いつまでも乙女な気持ちを忘れずにいられます。女の人にはもちろんこの映画はぜひ男の人にも見てほしいおすすめの映画です。