ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期 / Danganronpa V3: Killing Harmony

ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期 / Danganronpa V3: Killing Harmony

『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』とは、2017年にスパイク・チュンソフトより発売されたPS4・PS Vita向けのゲーム。同年9月以降には、米国、欧州等でも発売している。ダンガンロンパシリーズにおいては4作目、ナンバリングタイトルとしては3作目となる。作品舞台が希望ヶ峰学園から、才囚学園に変更された。1、2との関連性は薄い。今作は才能あふれる「超高校級」という称号を持つ16人が才囚学園に監禁され、コロシアイの1番を競わされるストーリーとなっている。

ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期 / Danganronpa V3: Killing Harmonyのレビュー・評価・感想

ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期 / Danganronpa V3: Killing Harmony
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新しい『ダンガンロンパ』

ダンガンロンパシリーズの3作目です。好みは分かれ、賛否両論な評価となっています。
刺さる人には刺さりますが、拒否反応が出る人には2度とプレイしたくない作品となるかもしれません。

作中のキャラクターも言っているように、この作品のテーマは「嘘」となります。なにが「真実」でなにが「嘘」か?それは第一章からぶれずに最後まで貫き通されたテーマです。
主人公の交代や、自分が犯人だと気づいていない事件、被害者も犯人も分からないようなトリック、仮にラストが受け入れがたい結果になったとしても、各章は本当に面白いものとなっています。
おそらく、ラストが嫌だという方の意見は、過去作のキャラクターが否定的なセリフを言うところもあると思います。
好きであればあるほど裏切られた、今まで『ダンガンロンパ』は何だったんだと思うのでしょう。
それも『ダンガンロンパV3』の思惑なのではないか、それこそ黒幕の手のひらの上なのではないかと考えてしまいます。
嘘だったとしても自分たちの気持ちは本物だ、と諦めずに立ち向かっていく主人公たち。
プレイしていてつらくなるかもしれません、ただそれを乗り越えると胸が熱くなる展開が待っています。
『ダンガンロンパV3』とは何だったのか?どこまでが本当で、嘘なのか?クリアしたあとも考えさせられる素晴らしい作品です。

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「たまには変わったゲームがしたい」そんな人はこの感想記事を見て!こんなゲームは他に無いよ

シナリオが衝撃的すぎた『ダンガンロンパV3』。
シリーズ1・2とプレイしてきた筆者が、待ちに待った『ダンガンロンパV3』を率直にレビューしていこうと思います。
さっそく結論ですが、「クセのあるゲームが好きな人」「王道のストーリーに飽きた人」は必ずやってほしい、そんな作品でした。

ダンガンロンパならではの魅力は、以下の通りです。
1.予想を超えるシナリオ
まず、本作は「シナリオ」がどの作品よりも非常に優れているんです。
1・2とプレイしてきた筆者は、「そろそろマンネリをかんじてしまうんじゃないかなぁ」なんてことを考えていたんですけど、序盤からいきなり予想を裏切られて、すぐにストーリーに引き込まれてしまいました。
1章から6章まであるんですけど、特に1章が予想外すぎて、かなり苦戦させられましたね。

2.個性的なキャラ
ダンガンロンパのキャラは、シリーズを通してめちゃくちゃ個性が強いです。だいぶシリアスなストーリーなのに、たまに、そんな空気をかき消してしまうくらいのクセ強キャラ達のやり取りがとっても面白いんですよね。
かといって、ストーリーの流れを壊すようなことはほとんど無かったです。むしろ、途中で飽きを感じやすいノベルゲームの特徴をカバーできていました。

気になる点は以下の通りです。
1.中途半端なアクション
推理ゲームにアクションが加わっているのが特徴の本作。「単純に推理だけがしたい!」という方には、おすすめできないかも。
本作からアクション要素が増えて個人的には嬉しかったんですけど、操作性が悪かったり、冗長だったりで、気になるところが多かったですね。

2.あるメタ要素
本作は問題作といわれる、あるメタ要素が終盤にあります。
ネタバレになってしまうので詳しくは話せませんが、このメタ要素がファンの間でも賛否両論であり、これを評価する人もいれば、「今までのダンガンロンパを否定された」と感じる人もいます。
これには自分も憤りを感じました。
ですが、斬新で挑戦的な要素であるのは確かで、良くも悪くもプレイヤーの予想を裏切ってくれましたね。
ここを受け止めきれないとプレイ後にモヤモヤしてしまうので、本当に気をつけてください。

では、最後にまとめをさせていただきます。
本作は多くのプレイヤーにかなりの衝撃を与えた作品でした。
独特な「ダンガンロンパ」の世界を作る個性的なキャラ達、没入感のあるBGM、予想を裏切るシナリオ。どれも満足のいくレベルでした。

先ほども言ってましたが、終盤のメタ要素が本当に賛否両論で、これの受け取り方で180度評価が変わってしまうこともあります。
ですが、ゲームの中でもオリジナリティは非常に高いので、そこを求めている人にはおすすめ。是非、やってほしいです。
メタ要素があるのは終盤の6章ですので、そこ以外の1から5章だけやるのも1つの手なのかもしれません。
独特さ、衝撃度はピカイチなので、「そんなの気にしないよ」って人は、もう、今すぐやりましょ。

ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期 / Danganronpa V3: Killing Harmony
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推理ゲーム好きにはおすすめ!

ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期は、ダンガンロンパシリーズ第三弾のゲームで、主人公視点で証拠を集めて推理していくゲームです。
「囚才学園」という学園を舞台に展開されていく殺人事件。以前のダンガンロンパシリーズと比較して、難解なトリックが全体的に散りばめられていて、推理好きにはたまらない作品の一つです。
また、個性的なキャラクターの数々によって展開されていくために推しができること間違いなしですが、推しを作ると推しがもし死んでしまったときに非常に悲しいので、二週目以降で推しを作ることを深くお勧めします。一回目はなるべくこのキャラクター好きとか抜きで単純な推理ゲームとして楽しみましょう。
このゲームを楽しむ前に、YouTubeの動画を事前に確認したり、攻略サイトを確認したりする方もいらっしゃいますが、あまりお勧めはできません。
ゲーム内のミニゲームの攻略方法を調べた際に、関連記事などで今プレイしている章より後ろの章のネタバレに遭遇する危険性もありますし、実際にミニゲーム終了後の流れも攻略サイトに載っている場合もあるので、クリア後の楽しみがなくなってしまうこともあります。なので一周目は、絶対に自力でクリアすることをお勧めします。

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ニューダンガンロンパV3

自分はダンガンロンパシリーズを全てプレイしており、中でもこのニューダンガンロンパV3は自分の予想を遥かに超える作品であった。当然、今までのシリーズの推理アクション、ミニゲームなどは良い方向で進化しており、中でも「ノンストップ議論」の「偽証」のシステムにはかなり頭を悩まされた。今までのダンガンロンパ1・2では嘘をつくと言う議論はなく、ひたすらに真実を追求するやり方であった為、自分の予想を外れて嘘をいれる議論には正直びっくりした。
このゲームに関してはゲームの面白さと言うよりも内容の濃さに自分は衝撃を受けた。
ネタバレになってしまうが、最初の主人公の女の子が第一章のところで死んでしまうことに驚いてしまったからだ。自分はいきなりの展開にショックを受けてしまった。個人的に最初の主人公の女の子は好きだったのもありますし、まさかいきなり主人公が死ぬとは思わなかったので、この内容には衝撃を受けた。
自分はこのキャラクターの死亡によりショックを受け、少しの間だけこのゲームをプレイ出来ずにいました。しかし、せっかく買ったのもありますが、ダンガンロンパファンとしてこのゲームを最後までやり遂げました。
このニューダンガンロンパV3はこういった残酷な内容がありますが、推理や犯人あてなどやりがいのある作品なので自分では結構オススメのゲームになります。

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賛否両論のストーリー

ニューダンガンロンパV3の感想レビューです。私はこのダンガンロンパシリーズが大好きで、1・2・V3と続けてプレイしておりファンの一人です。関連書籍やキャラグッズもよく購入しております。
噂を知っている方も多いかと思いますが、このV3は終盤の内容がかなりの賛否両論になっております。今までのシリーズを全否定しているとも言いかねない「ストーリー否定」「キャラの思いをバカにしているように感じる表現」があります。この表現の仕方がファンの逆鱗に触れ、アマゾンレビュー、ツイッターで厳しい意見が続出しました。
シナリオライターは賛否両論覚悟でこの終盤にしたようですが、「今までのファンをバカにしているように見える」のはまずかったですね…。一応擁護しておきますが、バカにしているわけではなくて、演出の一環としてああいう表現をしたようです。
本作発売から1ヶ月程度は、厳しい意見をあちこちで読みました。作品を愛するが故に厳しい言い回しになっている方が多く、私自身長年のファンとして何とも言えない気持ちになりました…。
ただ、この作品、ストーリー・トリック・キャラクターデザイン・キャラの魅力・音楽・ゲーム性などほとんど秀逸です。終盤の展開を除けばかなりの良作なので、興味のある方はプレイしてみてはいかがでしょうか。