タイトルなし
映画全体の雰囲気や音楽もいいし、女優さん達もそれぞれ上手で影があるのに上品な喋り方が良かった。
同級生の子が桃李君を買ったシーンは泣けた。
小指を折るシーンは怖くて悲鳴ものだったが、エクスタシーを感じる人も世の中にいるのだろう。
この映画は本当に魅力的な桃李君だから出来た役だ。
人の闇、色々な性癖、欲望、決して胸を張れる昼の仕事ではないが、需要があるそれが現実だと思う。その闇の世界を綺麗な映像で見やすくしてくれた、プロ根性の本物の俳優達に拍手を送ります。本作品は終始SEXの映画。男とおんなの性であり、笑いであり、一言で言うと「素晴らしきかな人生は...」といったバラエティーに富んだ作品。
原作未読だが、石田衣良原作と言うことでスタイリッシュなイメージでハードルは上がってるのだが、見応えは十分であった。とにもかくにも女優陣の裸体は美しくて素晴らしい。SEXの表現としてはギリギリまで頑張ったのだと思う。
大人の文学なので、若い世代が見てもしっくり来ないのは否めないが、ある意味性の教材として見るといい作品なのかと思う。男が体を売る。
このテーマで鼻から見たくはなかったジャンルだったが…。
ひとこと、”松坂桃李、半端じゃない!”やるじゃないか!
批評は二分すると思うが、あまりSEXに興味のない私には刺激的、いや、あおってくる、執拗なほど、淫靡なほどに…。
たぶん、若い子には、このアブノーマル?なSEXの世界観には、はまらないだろう…。
まさに、肉弾戦、桃李!
そして、みな出演者のためらいもない体当たりの演技も凄まじい。
これは、ある意味で、見る価値、アリです!