ワイルド・スピード ICE BREAK

ワイルド・スピード ICE BREAK

『ワイルド・スピード ICE BREAK』(原題:The Fate of the Furious)は、2017年4月14日に公開されたアメリカのカーアクション映画。「ワイルド・スピード」シリーズの第8作目であり、F・ゲイリー・グレイが監督、クリス・モーガンが脚本を務める。日本では2017年4月28日に公開された。

ワイルド・スピード ICE BREAKのレビュー・評価・感想

ワイルド・スピード ICE BREAK
10

ワイルド・スピード ICE BREAK

ポール・ウォーカーとジョーダナ・ブリュースターがいなくなって物足りなくなっちゃうかなって心配しましたが杞憂に終わりました。
相変わらずおもしろかったです。車にあるまじき『スカイミッション』の次が『アイスブレイク』でインパクトが…と思ったけどそんなこともなかった。
1番ファミリーにこだわってたドミニクが今回はまさかのファミリーを裏切って敵にこういう「仲間が集まって家族だ」っていう作品にありがちな展開ではありますが、まさかリーダーのドミニクがそれやるとは思わなかったのでびっくりしました。
いやーでも子どもを人質にとられたとはいえそこは固い意志で仲間を守るべきでしょ。
というか子どもが人質にとられたって伝えれば済まないのかな。
でもラスト、ファミリーの絆を感じる盾になるシーンは良かったですね。
ファミリー最速の男ドミニクが裏切ったから、今回ファミリーに力を貸すのが前作で敵だったジェイソン・ステイサム、これはナイスキャスティングでした。
毒吐きまくり爆笑ローマンとジェイソン・ステイサムの2人揃ったら喋ってるだけなのに笑えちゃいます。
ローマンは相変わらずの可哀想な扱いもあり、今回も安定のローマンっぷりでした。
ソリさせられるとこはローマンしかできない。
そしてジェイソン・ステイサムも良かったですねー。あの人アクションも違和感なくて飛行機のシーンはコメディありアクションありで楽しかったです。
ただ、今回はさすがにちょっと…ってとこもありました。
シャーリーズ・セロンが敵の親玉なんですが、なんと1回も車乗らずにずっと室内から命令してるだけ。
それはなぁ…せっかくの豪華キャスティングなんだからもっとワイスピらしいことして欲しかったですね。
そして中盤の、車ハッキングして無人の車を走らせるとこもいまいち。迫力はあったけど迫力ありゃなんでもいいってわけでもないですよね。
この次はお待ちかねの『スーパーコンボ』聞くところによるとドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムのでこぼこコンビらしくて、そんなんおもしろいに決まってますやん。
しかもヴァネッサ・カービィも出るらしくてずっと楽しみにしてたんです残り2作になってしまったワイスピシリーズですが、最後まで楽しみたい所存です。

ワイルド・スピード ICE BREAK
8

ワイルド・スピード アイスブレイク

ワイルドスピードシリーズの「アイスブレイク」は、ドミニクとレティがバハマで車をかけたレースをします。
ドミニクは信じられないくらいボロボロの車で勝負し、何の車に乗るかではなく、誰が運転するかで勝利するかを証明しました。
バハマで出会ったある女性はドミニクの元恋人との間に生まれていた赤ちゃんと女性を人質に取られていて、その2人を返してほしければ自分の仲間となるようにさせられてます。
最初は仲間たちと協力して、電磁パルス砲というものを盗むのですが、ドミニクが裏切ります。
なんでドミニクが仲間を裏切るのかわからなかったけど、人質が取られていて、しかもドミニクに赤ちゃんがいたなんて驚きました。
ドミニクの居場所を何とか見つけ出して、止めようとするけど、なかなか捕まえられません。
サイバーテロのような方法で街中の車が自動運転で動かされます。
その時に信じられない量の車が次々とぶつかり合って、建物からも大量の車が道路に落下してきます。
その映像はあまりにも迫力があり過ぎて、笑ってしまう程です。
ドミニクの車は止めることができなくて、最終的にはアラドビンに行くのです。
そこは見渡す限りの氷の世界でそこにある基地の潜水艦を盗もうとします。
氷の上での敵との戦いも圧巻です。何度観てもハラハラします。
しかも俳優陣が豪華でジェイソン・ステイサムとドウェイン・ジョンソンも出演していて、面白さも増しています。

ワイルド・スピード ICE BREAK
8

カーアクションがさすが。

オープニングのキューバでのカーアクションがとてもかっこよかったです。やはり、ワイルド・スピードといっている以上、カーアクションが大事だなと思います。私はこのシリーズを見たことがなかったのですが、オープニングを見てああこれがハマる要因か!と思いました。内容は仲間の裏切り等、少年漫画のようでよかったです。その裏切る理由ってのも泣けます。ただ、エレナは結局殺されてしまうなんて悲しいです。彼女は悪いことをしていないのに、ドミニクは悔やんでも悔やみきれないでしょう。かわいそうです。また、昔は敵役だったジェイソン・ステイサムが今度は味方として登場します。私は彼が好きなのでとてもうれしかったし、今だけ協力みたいな雰囲気がこれまた少年漫画チックでキュンキュンしました。ジェイソンはやはり荒くれ者役がよく似合うなあと思いました。また、ワイルド・スピードシリーズには欠かせないブライアン役の役者さんが亡くなってしまったため、彼はファミリーから抜けた設定になっていました。私はブライアンがいた頃のワイルド・スピードシリーズを見たことがないのでよくわかりませんが、昔から見ていた人はブライアンがいなくて寂しい、魅力半減と言っていました。でも、アイスブレイクではブライアンという仲間が昔いたということが映画に表れていたのですごくよかったと思います。

ワイルド・スピード ICE BREAK
8

タイトルなし

2017年公開の車を使ったド派手なハイスピードアクション大作のシリーズ8作目となります。
本作ではアウトローながらもこれまで世界を揺るがす犯罪者と戦い、これらを打倒してきた天才レーサー、ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)が生まれたばかりの息子を人質に取られ、ファミリー(仲間)と敵対する事になるという衝撃的な展開となりました。
衝撃的と言えば、本作から前作で最強の敵として立ち塞がったデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)が一転して新たな仲間として加わり、前作の沈黙さはどこへやら、やたら陽気で母親には頭が上がらず、クライマックスではドミニクの子供を救出するため大太刀回りという変貌(キャラ崩壊?)を見せます、一応仲間の仇のはずだったのになぁデッカードって…?
また戦車が高速道路を爆走や、飛行機から車ごとの落下など、作品を追う毎に凄まじい絵面になっていく事で有名な本シリーズですが、本作でもそれはインフレ気味にヒートアップし、ハッキングされた大量の車が「ゾンビ・カー」(なんじゃそら?笑)となって大量に押し寄せたり、氷上を派手なカー・アクションを繰り広げ、クライマックスでは敵が操る潜水艦VS車という(潜水艦の扱いがゴジラかよ?と言いたくなるような勢い笑)更に凄まじいインフレ具合を見せます(笑)。
このように理屈でツッコミだしたらキリがありませんが(笑)、ド派手なアクション好きな娯楽大作としてはおススメな出来です(俳優陣の豪華ぶりもインフレ気味ですので俳優の好きな方にもおススメです笑)