GANTZ:O

GANTZ:O

『GANTZ:O』とは、2016年の日本のフル3DCGアニメーション映画である。原作は奥浩哉の漫画『GANTZ』。監督はさとうけいいち、脚本は黒岩勉。ファンの間で特に人気の高い「大阪篇」を基に、東京と大阪のガンツチームが妖怪軍団と激しいバトルを繰り広げる様子を描いた。地下鉄で事件に巻き込まれて命を落とした高校生の加藤勝は、気が付くと見知らぬマンションの一室にいた。そこでガンツの東京チームと出会い大阪へ転送された加藤は、様々な事態に翻弄されながらも、生き延びるべく奔走する。

GANTZ:Oのレビュー・評価・感想

GANTZ:O
10

最近の日本のCG技術は飛躍的にアップしました。

この映画、予告編を見た時からかなりの期待を持っていました。理由はCG技術が高レベルだからです。公開日に見に行きましたが期待通りにとても面白かったです。
まず本当にCGのレベルが凄い。もはや実写映画と遜色ないレベルです。この作品は実写もありましたが、はっきり言って実写よりも遙かに面白いです。実写では再現できない、CGならではの描写があります。それは戦闘描写です。この映画にはロボットのような特殊スーツが出てきます。とにかくこの再現度が凄い!もうかっこいいという言葉以外は出てきません。そのロボットから繰り出される攻撃も圧巻の一言。私はDVDを購入し、このシーンを何度も見返しました。それ程までにかっこいいのです。
そしてこの映画にはケンドーコバヤシと、レイザーラモンの2人が声優で出演しています。芸能人の声優だと下手だという印象がありますが、この3人は相当に練習したのでしょう。そのレベルはプロと比べても遜色ないレベルに達していました。彼等のファンの人は見てみるといいです。その上手さに驚きます。
もう漫画を実写化するよりは、こういったCG技術を駆使して映画製作を行った方がいいと思います。日本の映画はこの路線で行くべきです。そう思える程の映画でした。とにかく必見です!