ビバダンディじゃんよ
この作品は芸術が爆発、そんなアニメです。毎回毎回制作が、これでもかというほどの全力投球をしてくれます。視聴者側は、その度にスペースダンディの世界に唸りを上げる、そんな楽しさがあります。
このアニメは、普段アニメを見ない層にこそ見ていただきたい、そんな作品です。主人公のダンディからして時代錯誤なツッパリスタイル、その見た目は一言でダサイのですがその吸引力がとてつもないのです。突き抜けてお馬鹿、陽気、そして欲望に忠実、そんなダンディは自爆してもサーフィンしても、死んでても突き抜けています。
キャラクター性の強いアニメかというとそれだけではなく、濃くてぶっ飛んでいたり、哲学的だったり、文学的だったり、トレンディだったりと多岐にわたる展開が繰り広げられます。まとまりがないように思えて、それがスーペースダンディ、と満足できるストーリーは、笑いあり涙あり、考えさせられる内容となっています。
想像を超えていくストーリーの中で、当然のようにエッチなことを言ったり鼻の下を伸ばすダンディに、懐かしいようで新しさを感じ、男性の方は特にニヤリとしたりすると思います。
それはやりすぎだろ!というエロスも、またダンディの魅力であります。