遊戯王デュエルモンスターズGX

遊戯王デュエルモンスターズGX

『遊戯王デュエルモンスターズGX』とは、2004年から2008年にかけて放送されたテレビアニメである。高橋和希による漫画『遊☆戯☆王』を原作としているが、漫画連載終了後に放送された完全オリジナルの作品となっている。主人公・遊城十代が憧れのデュエリスト武藤遊戯を目指し、デュエリスト養成学校デュエル・アカデミアで仲間たちと切磋琢磨する姿を描く。

遊戯王デュエルモンスターズGXのレビュー・評価・感想

遊戯王デュエルモンスターズGX
7

良い所は凄くいい

このアニメ、良い所は凄く良くて、悪い所は凄く悪かった気がする。白の結社までの死を匂わせる事があった以外は。シリアスとコメディのバランスも良かったし。
OCGプレイヤーならニヤリとする事も。カイバーマン登場には度肝抜かれた!脚本やってたのがガオレンジャーやゴーオンジャーの武上さんだから、武上さんの勢いが良い方向に働いた気がする。ゲストも含めて、ほぼ全キャラが濃かったのが凄い。
もけ夫の回はカオス過ぎ。暖かみがあるし、ギャグ笑えるし、熱さやカードの楽しさも感じるし。友情の描写もとても良くて、二期までなら「とても良い」と思う。ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ!。
ここから三期やらずに、四期の翔のデッキのデッキ継承や、恩返しデュエルや、遊戯VS十代とか四期の素晴らしい話やって終わっておけば、僕的には名作で終わってた。暗いの嫌なら、斎王倒した辺りで切り上げた方が良いかも。
で…三期は正直語りたくない…ドロドロした暗い展開はGXに求めてませんから!もっとスカっとしたのが見たい!なんでこんな十代が仲間を苦しめる悪趣味なシナリオにしたのか…別アニメみたいになっていた。
今までのお前らの絆はどうした?と思った。DMのドーマ編も途中からの5D'sもゼアルも苦手。好きな作品が変わり果てたのは本当に辛い…四期も暗いけど、各キャラの成長とかあったし、三期程暗くないから耐えられた。
他のキャラのその後も良かった。恩返しデュエルと十代VS遊戯は最高だった!。クロノス先生の生徒への愛は泣ける…先生も成長したんだ…。十代も自身の闇を克服して、最終的には遊戯って偉大な先輩から大切な物をもらったから…。最後に十代と遊戯どちらが勝ったかわからないのも良かった!遊戯からデュエルの楽しさを再び学んだし、ハネクリボーとの絆が…。
やたらドス黒い展開やドス黒い設定があったりして、悪趣味で気分悪い事もあったけど、悪い部分を上回るぐらい良い点が多かったから、良し!もうクロノス先生とVS遊戯だけで全部許せちゃう!。
GXは良い点も悪い点も多くて、評価に困る作品だ、自分にとっては。でも、遊戯王で一番好きな作品でもある。

遊戯王デュエルモンスターズGX
10

本物のモンスターと交流が多かった物語。

このアニメは、前作「遊戯王デュエルモンスターズ」の続編で、本物のモンスターと交流することが多い物語です。特にその印象が強かったのが、デュエルアカデミアがモンスターの世界に紛れ込んだ回や、親友ヨハン・アンデルセンの救出のために、再びモンスターの世界に行った回です。

デュエルアカデミアがモンスターの世界に紛れ込んだ回では、十代達アカデミアの生徒がクロノス先生達教師を含んでモンスターの世界に飛び込んでしまい、元の世界に帰れる方法が分からないという事態が発生しました。食料も1週間分しかなく、このままでは全滅する可能性が…。
追い打ちをかけるように、ハーピィ・レディや岩の精霊タイタンというモンスターが襲ってきます。タイタンがデュエルディスクを装着して、カードで襲ってくるシーンはハラハラし見ごたえがあります。そして物語は進み、帰れないことで不安だらけの生徒たちに更なる悲劇が。ユベルというモンスターに取り憑かれたマルタンに、次から次へとデュエルゾンビに変えられてしまいます(デュエルゾンビとは身体に傷はないのですが、動きがゾンビ化しデュエルで襲ってくる人間のことです)。
元の世界へ帰るには、ヨハンが手にしていないカード「究極宝玉神レインボー・ドラゴン」の力が必要でした。現実の世界でペガサス達も協力を得て、元の世界に帰れるチャンスをうかがいます。果たして、十代達は元の世界に帰ることができるのでしょうか。

この回はまさに非常事態のオンパレード。実際にモンスターに関わると、ハーピィ・レディみたいに大怪我することもあるから、いいモンスターばかりではない…。ですが、GXはモンスターと交流することが多いので、関わり次第で仲良くなることもある…そこも見所ですね。

遊戯王デュエルモンスターズGX
8

これを見て融合召喚に魅了された。

僕はこのアニメを見て、融合召喚に魅了されてしまいました。初代「遊戯王デュエルモンスターズ」の続編ですが、主人公が変わって、武藤遊戯から遊城十代にバトンタッチされました。遊城十代は、「E・HERO」というシリーズのモンスターで融合召喚を得意とする主人公でした。
舞台はデュエルアカデミアという学校での物語です。十代は最低ランクのオシリス・レッドで成績が悪い劣等生。しかしデュエルになるとちゃんとデッキを使いこなすところが素晴らしいと思いました。見所のシーンは、最終回でなんと武藤遊戯が登場する場面ですね。「ブラック・マジシャン」と「E・HEROネオス」の対決は目が離せません。ちなみに、「E・HERO」とは基本的に攻撃力はあまり高くないんですが、融合することによって攻撃力が高くなるモンスターです。本編では、十代の他にも融合召喚を使うパターンが多く、これを見たから融合という物に魅力を感じました。
僕はこれを見たから、融合という物に興味を抱くようになりました。初代からもありましたが、GXになると使うことが多くなったようでした。最近では、シンクロ召喚やエクシーズ召喚なども増えて来ましたが、どっちかというと融合が好きですね。原点からあった物でもありましたから。実際のカードゲームでは「E・HERO」のデッキがあります。特に好みのカードが「E・HEROアブソルート・ゼロ」という融合モンスターですね。たまに友人に対戦を誘われたときは、融合召喚を主に使いますね。