ミッション:インポッシブル/フォールアウト / Mission: Impossible - Fallout

ミッション:インポッシブル/フォールアウト / Mission: Impossible - Fallout

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』とは、2018年に公開されたスパイ・アクション映画。1996年の『ミッション:インポッシブル』から続くトム・クルーズ主演・製作シリーズ作品の第6作目。
イーサン・ハントがテロ組織「シンジケート」の残党「アポストル」によるプルトニウム爆破テロを防ぐためにチームと一丸となって奮闘する展開と共に、彼がいかに家族や仲間を大切に想っているかが描かれる。

ミッション:インポッシブル/フォールアウト / Mission: Impossible - Falloutのレビュー・評価・感想

ミッション:インポッシブル/フォールアウト / Mission: Impossible - Fallout
10

トム・クルーズが再び魅せる!

映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は、2018年に公開されたスパイアクション映画で、
トム・クルーズが主演を務めるミッションインポッシブルシリーズの第6作目である。
クリストファー・マッカリーが監督・脚本を手がけ、前作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』に続いて2度目のタッグとなった。

本作では、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントが新たな敵との戦いに挑む。
核兵器を手に入れようとするテロ組織「アポストルズ」を追跡する中で、彼は友情や信頼、そして愛情を試されることになる。

アクションシーンは、これまでのシリーズでも高い評価を受けていたが、本作でも緻密なプロットと息をのむようなアクションシーンが繰り広げられる。
トム・クルーズの徹底したスタントへのこだわりは、ヘリコプターでの追跡シーンや、ハイビルディングでの
クライミングシーン、そしてHALOジャンプといった壮絶なアクションシーンで遺憾なく発揮されているのだ。

また、ヘンリー・カヴィルが演じるオーガスト・ウォーカーという新キャラクターも注目を集めた。
彼の登場によって、物語に新たな謎や緊張感が生まれる。さらにビン・レームスやサイモン・ペッグといったお馴染みのキャストも再び登場し、物語の奥深さを引き出している。

美しいパリ、ロンドン、カシミールの風景も本作の魅力の1つ。視聴者は美しい街や自然に引き込まれる。

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は、トム・クルーズの熱演によるアクションシーンや、息を呑むようなスリル、そして複雑な人間関係が絡み合うプロットが見どころである。
このシリーズは、毎回新たなアクションやスリルを追求しており、今回もその期待に応える作品となっている。

総評として、シリーズファンはもちろん、アクション映画が好きな人にもおすすめできる作品である。
トム・クルーズのアクションのスケールや迫力は、観客を魅了し続ける。
圧倒的なアクションと謎解き要素が詰まったこの映画は、シリーズの中でも特に印象に残る作品となるであろう。

ミッション:インポッシブル/フォールアウト / Mission: Impossible - Fallout
9

脱トム・クルーズ

1996年に第1作が公開されて以来、ここまで6作品。徐々にクオリティーが上がっていると思います。それがここまでこの作品が続いている理由でしょう。
第1作、2作はトム・クルーズのプロモーションビデオかと思うくらいトムありきの作品でしたが、回を重ねるごとに脱トム・クルーズが図られ、イーサン・ハントを中心としたチームの活躍にスポットライトが当たっていきます。今のところその最高峰にあるのがフォールアウトです。仲間の生還とミッションを両立させようともがくイーサンの姿がうまく描かれています。基本一人でミッションをこなすジェームズ・ボンドやジェイソン・ボーンとの大きな違いはここにあります。もちろん第1作からチームで動いていますがイーサンとその仲間たちといった感じは否めません。MI2にいたっては…。雰囲気が変わってきたのがゴースト・プロトコルあたりからでしょう。そしてフォールアウトでは仲間はもちろん、一般市民の命も助けるイーサンが描かれています。ミッションのためなら家族でも犠牲にする24―TWENTY FOURーシリーズが反面教師になったのかもしれません。