鉄拳7 / Tekken 7

鉄拳7 / Tekken 7

『鉄拳7』は、バンダイナムコエンターテインメントから発売された対戦型格闘ゲームで、『鉄拳シリーズ』のナンバリングタイトル7作目に当たる。プレイヤーは様々なキャラクターから1人を選び、対戦相手とのバトルを楽しむことができる。
本作はグラフィックのクオリティが高く、リアルなムービーシーンや細かい演出にも注目された。また、過去のシリーズからのキャラクターも多数登場したことでも話題になった。
ゲームシステムは、新たに「レイド・モード」が追加され、オンラインでのマルチプレイによる協力プレイが可能である。さらに、豊富なカスタマイズ要素もあり、自分だけのオリジナルキャラクターを作成することもできる。格闘ゲームの中でも初心者から上級者まで楽しめるゲームバランスが人気の秘密であり、プレイヤーの技量に応じたマッチングシステムも充実している。『鉄拳シリーズ』の中でも、特にシステム面やグラフィック面での進化が顕著な作品であり、世界中で多くのファンを獲得している。

鉄拳7 / Tekken 7のレビュー・評価・感想

鉄拳7 / Tekken 7
6

鉄拳7

良いところ
・前作のタッグ2から従来の1vs1になり原点回帰し、まさにこれこそ鉄拳と呼べる物となった。
・やっぱり1vs1こそ格ゲー。対戦がとても楽しく時間を忘れて没頭できる。
・前作から大幅に映像の良さが上がった。
・6からのキャラクター達はほとんど使える(これが良い点でも悪い点でもある。詳細は後述)

悪いところ
・新キャラが魅力不足。前作のタッグ2、6共に新キャラはよかったのに7に関しては魅力的なキャラがおらず残念。
・カスタマイズアイテムがほぼ前作の使い回しで、目新しいものが無くキャラ限定で使えるアイテムも数が少なく個性を出しにくくなった。
・6からのキャラを使えるのは嬉しいが、課金しないといけない。完全な新キャラならまだしも、前作から普通に使えていたキャラを使うのにわざわざ課金しなくてはならない。
・対戦勝利時の勝利ポーズの減少、勝利ポーズ演出カメラのアングルが良くない。

総括
アップデートでも良いので、今後カスタマイズアイテム増加と昔使えていた勝利ポーズ復活と旧カメラ演出を復活させて欲しい。
悪い所も目立つが細かい事を気にしなければ普通に楽しめる格ゲーなので、鉄拳シリーズをやった事ある人はぜひやって貰いたいです。

鉄拳7 / Tekken 7
6

伝統的な3D格闘ゲーム

格闘ゲームは、古今東西様々なタイトルが発売されてきました。2D格闘ゲームの代表格である「ストリートファイター」や「ギルティギア」、3D格闘ゲームの代表格である「鉄拳」や「バーチャファイター」など、名立たる作品ぞろいです。
そして今回は3D格闘ゲームの代表格である「鉄拳」の第7作目のレビューになります。
特徴はなんといっても、流麗なグラフィックにあるでしょう。キャラクターやステージが非常に美しく、そのため格闘シーンも映えるものになっていると思います。男性キャラはたけだけしく、女性キャラはどこまでも美しいのです。
また格闘ゲームながら”着せ替え”ができるゲームであり、髪型を変えたり、服を変えたり、かなり自由度の高いゲームと言えます。
最後は言うまでもないですが、プレイングの楽しさについてです。鉄拳7は、ヒット時の音やコンボ入力の楽しさにも力を入れてて、プレイしていてとても気持ちがいいです。技によっては、ヒット時の画面演出が派手になったりと、プレイヤーに飽きさせないように工夫されています。
さらに、劣勢になっても巻き返しができるように”RAGE"というシステムがあり、HPバーが低くなると強力な技を繰り出すことができるのです。

鉄拳7 / Tekken 7
9

3D対戦格闘アクションの最高峰

1994年稼働開始以降、最も長く続く3D対戦型格闘、そして物語のビデオゲームとしてギネス世界記録に認定もされている名作です。
本作の7では他作品からのゲスト参戦も精力的に行われており、FINAL FANTASY XVの主人公ノクティスやSTREET FIGTHERシリーズから豪鬼、餓狼シリーズからギース・ハワードなど名作ゲームとコラボしています。瞬間移動のような能力を使うノクティスや、遠距離攻撃が可能な波動技を持つ豪鬼、ギースが参戦し、彼ら固有のゲージなどを持っていても、ゲームバランスが崩れずに鉄拳の1キャラクターとしてしっかりと対戦を楽しむことができるのはさすがの一言です。
ゲームのテンポを崩さないままに繰り出される派手な攻撃は、基本的に横移動がメインの対戦画面に退屈さを感じさせず、奥や手前、前、後ろへと最低限の動きで敵の攻撃をかわしたり、適切なガードからの反撃によって大きなダメージを奪うコンボへと繋げる駆け引きは手に汗握ります。
一撃の重さやコンボのダメージもいいバランスで調整されていて、カウンターでの重い一撃を入れるかコンビネーションへ繋げるかはプレイヤー次第。家庭用、アーケード版共にネットワーク対戦機能があり、いつでも世界の達人たちと腕を競う楽しみがあります。