メタルギア ライジング リベンジェンス / METAL GEAR RISING REVENGEANCE / MGR

メタルギア ライジング リベンジェンス / METAL GEAR RISING REVENGEANCE / MGR

『メタルギア ライジング リベンジェンス』とは、2013年2月21日に発売されたコナミデジタルエンタテインメントのアクションゲームである。メタルギアシリーズの1つで、『メタルギアソリッド4』から数年経ち、サイボーグが世界中で活躍する時代を舞台としている。キャッチコピーは「メタルギアが、キレた。」。逆転裁判シリーズなどを手がける稲葉敦志がプロデューサーを務めている。

メタルギア ライジング リベンジェンス / METAL GEAR RISING REVENGEANCE / MGRのレビュー・評価・感想

メタルギア ライジング リベンジェンス / METAL GEAR RISING REVENGEANCE / MGR
7

アクションは良いけど…

アクションゲームとしては良く出来てると思います。少なくとも最初に発表された動画のコンセプトは達成しています。
特に雷電を動かしてるだけでも気持ちいいので、4のヴァンプ戦で痺れた人には持ってこいかと思います。
また、対多人数との相手が異常に不利になるのは、無双系との差別化と思えば、それはそれで常に周りを気にして戦えば何とかなりますし、一発逆転の斬奪があるのでバランスは取れてるとも思います。
後、自由切断は癖になります。何でもかんでもスパスパ切れるのがたまらなく気持ちいです。特にでかい事言ってるボス系を最後バラバラに出来るのは最高です。多少硬くてもレベルを上げれば何とかなりますし、二回目にデータを引き継げるので、回を重ねるごとに壮快です。
そして、シナリオですが…一番納得出来ないのは、雷電がある事に気づいてショックを受けるのですが、そこから立ち直る経緯がどうもあやふやで、アクションが良いだけにシナリオの爽快感の無さが気になるのです。それを無線で喋る相手にも無愛想な対応して、ぶつけるわ難癖つけるわ…
お前の絶望を他人に押し付けるな!と言いたくなる様な感じです。折角良いデザインのデスペラード達のボスをもうちょっとシナリオで活かすべきだったのではないかと思います。
最後に、ラスボスのしつこさと意外性には笑いました。この作品は取りあえずはカッコイイけど、何か胸のつかえが残る作品です。

メタルギア ライジング リベンジェンス / METAL GEAR RISING REVENGEANCE / MGR
8

スタイリッシュアクション

本タイトルはメタルギアシリーズですが、今までの作品とはかなり異なるゲームジャンルです。
従来のメタルギアシリーズはステルスアクションの代名詞でもあり、そこが売りでもありました。
しかしメタルギアライジングはスタイリッシュアクションゲームであり、今までのメタルギアのように、「どこに隠れようか」「どう回避しようか」を考えるゲームではありません。
ステルス要素がないわけではありませんが、ゲームステージ自体もそれを考慮していないため見つかる前提です、というか真正面から突っ込みます。でも、それが最高に気持ちいいです。
私はスタイリッシュアクションゲームをしたことがなかったので、いいゲームはないか探していたところでメタルギアライジングを見つけました。
メタルギアシリーズが好きだったこともあり、従来のメタルギアとは異なるゲーム性だと認識した上で購入し、いざプレイしてみると期待以上でした。
スタイリッシュアクション未経験の私にとって敵を圧倒的強さで倒していく爽快感とBGM、画面演出はすごい衝撃でした。
特にボス戦のBGM演出は素晴らしく、そこを見たいがために何周もプレイしています。
このゲームの評価の別れる理由は従来のメタルギアとは異なるという認識を持っているかいないかの差だと思います。期待するものを得られなかった人が低い評価をつけるのでしょう。私は期待以上に楽しめました。