スパイダーマン / Spider-Man

スパイダーマン / Spider-Man

『スパイダーマン』とは、スタン・リーとスティーヴ・ディッコのアメコミが原作、サム・ライミ監督の2002年公開のアメリカ映画。全3部作の1作目である。高校生のピーター・パーカーは校外学習先で遺伝子操作された“スーパースパイダー”に偶然かまれ驚異的な力を手に入れた。幼なじみのメアリー・ジェーン・ワトソン(MJ)や友人のハリー・オズボーンとともに過ごしながら、ピーターが正義のために悪と戦うスパイダーマンになるまでが描かれている。

スパイダーマン / Spider-Manのレビュー・評価・感想

スパイダーマン / Spider-Man
7

なかなか大変なヒーロー

スーパーヒーローだけど、そのための責任を負っていてなかなか大変なヒーローです。それに、もともとなりたくてなったわけでもなかったし、すごく悩んでいて切なかったです。
最初、強盗を見逃したり、自分のために力を使っているところもありましたが、そのせいでおじを亡くし、変わったピーター。あのおじさんはほんとよくできた人で、とても素敵な人だったので亡くなってしまい残念でした。そのあとは、すごく責任感もってヒーローになっていたのに、ピーターのほうはあまり生活がうまくいってなくてなんとも皮肉でした。自撮りの写真も売れていなかったし、なんでやって感じでした。
おじさん以外にも、ピーターの周りの人たちはすごく魅力的でした。ピーターの友達はすごくやさしくて、陽キャラなのに陰キャとも仲のいい感じが漫画の登場人物ぽくて好きでした。今後の展開的にもキーパーソンになりそうな人なので、今後も注目もキャラクターでした。ヒロインのMJは、あまりかわいくないとか言われているけど、私はあの役者さんってジュマンジの頃から知っているし、結構普通で好きな顔です。あのキスシーンもいいなあと思いました。前に、バラエティ番組であの逆さキスを真似している芸人さんもいましたが、私も真似したくなりました。
恋もうまくいかないスパーダーマン。彼をこれからも応援したいと思いました。

スパイダーマン / Spider-Man
8

名台詞と名場面

冴えない主人公がヒーローになるストーリーはよくありますが、その中でもなかなかおもしろいです。最初、トビー・マグワイアは少年に見えないと思いましたが、まあ、気弱そうではあります。よく見るとかわいいし、よくにあってると思います。クモに噛まれて蜘蛛男になるとか、コスチュームの話とか、スパイダーマンの秘密がわかって面白かったです。大いなる力には大いなる責任が伴うというのも、ほんとその通りだと思います。言った人もいい人ですし、トビーの胸に刺さったでしょう。スーパーヒーローの悲哀があらわれているセリフだなと思いました。あと、あのキスシーンは映画史に残るキスシーンですね。芸人が真似たりしていましたが、あの撮影は大変だったと思います。バカップルが真似しそうですが、なかなかできないですよね。このように、結構、名台詞、名場面の多い作品だなと思います。スパイダーマンといえばこれと思うくらい、好きな作品です。トビーは好きなのですが、やっぱり、主要人物たちは1の時点で、もう大人だったので、続編を同じキャストでやるのは無理なことだったのではないでしょうか。でも、売れちゃったから仕方ないのかな、売れた作品の宿命ですね。

スパイダーマン / Spider-Man
7

世界で1番人気のヒーローとは!?

あなたは『スパイダーマン』という映画を見たことがありますか?きっと知らない人は「クモ人間?どういうこと?」となると思います。これはマーベルというニューヨークに本社を置く会社が作った映画の作品の1部です。他にも、『キャプテン・アメリカ』、『X-Men』、『ハルク』、『アイアンマン』、『マイティ・ソー』などあらゆるヒーローたちの映画作品を生んできました。
その中でも1番オススメの『スパイダーマン』を紹介しようと思います!

『スパイダーマン』は1週間で1億ドルの記録を達成した初めての映画で、それまでの最高記録である『ハリポッターと賢者の石』の9000万ドルを上回りました。
また、スパイダーマンはとても人気のヒーローで、アメリカンコミックスヒーローランキングで堂々の第1位を獲得しています。
ちなみに2位がバットマン、3位がスーパーマンです。
『スパイダーマン』はシリーズ化され、7本も作品があります。単体のキャラクターだけでここまで映画化されるヒーローは今までにいたでしょうか。

ここからは少しネタバレになるので、ネタバレされたくない方や「自分で見るよ」という方はここで読むのを止めてもらって、作品を見てください。もう既に内容を知っている方やネタバレされても構わないという方はスパイダーマンの魅力に迫っていきましょう!

あるところにピーター・パーカーという高校生がいました。幼い頃に両親を失い、今は叔父と叔母と一緒に暮らしています。
彼は科学好きで人一倍奥手です。好きな子がいてもなかなか話しかけられず、学校でも酷いイジメを毎日のように受けていて、ハッキリいうと冴えない子でした。
ある日、学校の授業で研究所へ見学に行きました。そこは遺伝子組み換えについての研究所でした。ある1匹のクモがピーターの手を噛むことからこの悲劇が始まります。クモに噛まれたピーターは家に帰りそのまま寝てしまいました。
翌朝起きると、驚くことに今まではメガネをかけないと何も見えなかったのに視力が回復し、メガネが要らなくなりました。
さらに、ガリガリだった体がムキムキのマッチョになっていたのです。
1番の変化は自分がクモのようになったことです。手には粘着力があり、手首からはクモの糸のようなものが出るようになりました。突然すぎる出来事に1番驚いていたのは、ピーター本人です。
6歳の時からず隣の家に住んでいたメリー・ジェーン(通称 MJ)を車に乗せてドライブデートをしたいピーターは、賞金を獲得する為にアマチュアレスリングの試合に出ることになります。結果、対戦相手をコテンパンにぶっ倒しました。
ですが、賞金を貰える条件が「3分間試合に耐えること」だったのに対しピーターは耐えるどころか時間内に倒してしまったので、賞金は貰えませんでした。そこに突然強盗が来て賞金はすべて持っていかれました。強盗が目の前を通りましたが、屁理屈のような道理のせいで賞金をもらえず腹を立てていたピーターは、強盗をわざと見逃しました。
レスリング会場から外に出ると、そこは大勢の人だかりで、様子をよく見てみるとピーターの叔父が血を流して倒れていました。
叔父を攻撃した犯人が今もなお逃走中ということで、ピーターはそれを追いかけます。
ようやく犯人を追い詰め顔を見てみると、先程レスリング会場で現金を脅し取った強盗犯でした。
その強盗犯との取っ組み合いの末、犯人は高いところから頭を打って死んでしまいます。
その事件をきっかけにピーターは正義のためにスパイダースーツを着て社会に貢献する人間になります。

これがスパイダーマンの始まりです。
ここからスパイダーマンは人としてヒーローとして、心身ともに強くなっていくのです。
本当はもう少し内容を話したいのですが、続きが気になる方はぜひ映画を見て楽しんでください!