アイアンマン3 / Iron Man 3

アイアンマン3 / Iron Man 3

『アイアンマン3』とは、マーベルで連載されているヒーローコミックの実写化作品で、アイアンマンシリーズとしては第3作品目。”アベンジャーズ”のNY決戦後の1年後の話で、アイアンマンことトニーがテロと、自身の精神的問題と戦う。1作目からトニーを苦しめている悪の組織、テン・リングスとの最終決戦が今作では描かれていて、シリーズで1番多くのアイアンマンスーツが登場するのも見どころのひとつ。

アイアンマン3 / Iron Man 3のレビュー・評価・感想

アイアンマン3 / Iron Man 3
7

シーズンを見てないとわかりにくいけど…

アイアンマンの完結編です。アベンチャーズの続きっぽくて、それを見ていない私にはわからないところはありましたが、それでもおもしろかったです。アイアンマンのスーツを他の人が使っていてびっくりです。でも、それをうまくストーリーに組み込んでいて、スーツがたくさん出てくるところとかだいぶテンションがあがりました。そのおかげで戦闘シーンがすごく派手でおもしろいものになっています。トニーはあいかわらず色気があって、ずっと見ていたくなるヒーローです。全体的な話は暗くて、でもそれがいいです。バットマンとかもそうですが、トニーも精神的なトラウマを負って不眠になったりしていて、ほんとヒーローは大変なんだなと思います。元は武器会社の社長ですから、そりゃあ目の前で人が死んでいったら病みますよね。それに政府にも煙たがられているし、ヒーローって報われないなって思います。そういうヒーローの内面がわかって面白い映画でした。どんどん情報が増えて、シリーズを見ていない人にはわかりにくくなっているけど、ストーリーが壮大で面白いと思います。もっと詳しくアイアンマンのことを知りたいので、アイアンマンシリーズをもう一度最初から見てみようと思います。

アイアンマン3 / Iron Man 3
6

アメコミヒーロー洋画感想

2013年に公開された「アイアンマン」の実写映画化3作品目で、MCUとしては「アベンジャーズ」に続いて7作めにあたる作品です。
主なあらすじはアベンジャーズの直後、ニューヨーク決戦の際のトラウマから見えざる敵への恐怖心からスーツ依存症と言える状態になってしまったトニー・スタークの前にマンダリンと名乗るテロリストが現れ…といった流れで、
本作はアイアンマン単独作としては完結編も伴っていて、トニーがアイアンマンになる前の横柄さから招いた事態や1作、2作めを通して暗躍していたテロリスト・マンダリンとの決着、胸に残る兵器の破片など、トニーに纏わる様々な要因に決着が付く流れになっている事からそれが伺えます
(とはいえ単独作としてで、アイアンマン自体はエンドゲームで戦死するまで、MCUでの活躍は続きましたが)。

映像的な見どころとしてはクライマックスでスーツ依存症になっていたトニーがあらかじめ開発していた大量のアイアンマンスーツによる「アイアン軍団」の戦闘シーンといえますね。
流石に全種類まんべんなく活躍させられたとはいえないながら、1体1体デザインに差があるのはこだわりを感じました。
前述のようにトニーの人生に纏わる多くの因縁に決着は付くものの、敵にとどめを刺すのが強化人間に一時的にされたとはいえ、ペッパーなのは如何なものかとも思えました(笑)。