谷内六郎
谷内六郎とは、日本の画家。ノスタルジックな昭和の風景を描いており、『週刊新潮』の表紙を手掛けた作家として知られる。見習い工員などをしながら絵を独学で学び、戦後、漫画仲間の鈴木善太郎、片寄貢たちと銀座の街頭で政治風刺漫画を描く。1945年12月に創刊された左翼系の新聞「民報」に4コマ漫画『真実一郎君』を連載していた1955年、『文藝春秋』臨時増刊に発表した『行ってしまった子』で第1回文藝春秋漫画賞を受賞。1956年、『週刊新潮』の創刊号から表紙絵を担当し始める。1962年には作詞を担当した『遠い日の歌』が第17回芸術祭奨励賞を受賞した。1981年1月23日に急性心不全のため、59歳でこの世を去った。
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