呪怨(ビデオ版)

呪怨(ビデオ版)

『呪怨』とは、日本のホラー映画である。このシリーズは、恐怖をテーマにした作品で、特に呪いと霊的な恐怖を描いている。最初に2000年に劇場公開された映画『呪怨』から始まり、その後、数回の映画化とテレビドラマ化が行われた。
シリーズの特徴として、呪われた家に関連する恐ろしい出来事や呪いの連鎖が描かれている。物語はさまざまな登場人物や時間軸を通じて繋がっている。恐怖を醸し出す手法や、予想外の恐怖が訪れる瞬間など、独特のホラー演出が評価されている。
『呪怨』シリーズは、その不気味な雰囲気や心理的な恐怖、不可解な出来事などが視聴者に強烈な印象を与え、日本のホラー映画の代表的な作品として広く知られている。シリーズは国内外で一定の成功を収め、続編やリメイク、派生作品なども制作された。
特徴的なキャラクターとして、呪いの家に住む怨霊「としお」「伽耶子(かやこ)」がいる。彼らに焦点を当てた映画も制作されている。

呪怨(ビデオ版)のレビュー・評価・感想

呪怨(ビデオ版)
8

白塗りなのに怖い

よく見ると白塗りの子供だし怖くないはずなのですが、俊雄がとても怖かったです。あんなにはっきり映るおばけは映画史上初めてではないでしょうか。でも俊雄も可哀想な子です。伽椰子も可哀想だし、なんか惨殺されたものがモンスター化しちゃうのって可哀想だなと思いました。地獄先生ぬーべーで、なんかモンスター化するのはこっちが怖がるからだみたいな話があったのを思い出してしまいました。話はそれてしまいましたが、お話の大筋は呪いの家に入ったものが全員呪われるというものです。オムニバス形式で、いろんなパターンがあって面白いです。有名なシーンも多く、呪怨ファンなら何度も見返したくなる作品だと思います。この作品で呪怨の方向性がすでに確立してるなあと思いました。伽椰子がア゛ア...と言いながら、階段を降りてくるところとかトラウマものです。伽椰子のア゛ア゛...て声は衝撃でした。中にはこれギャグなんじゃないかと思われるような大げさ演出もありますが、ギャグとホラーは表裏一体だと思いますし、この大げさなところがいいと思います。見てからちょっとたつと面白かった様な気がするけど、も一度見直すとやっぱり怖い、いいホラー作品です。

呪怨(ビデオ版)
7

白塗りなのに怖い

オムニバス形式の話でした。呪怨とは、その場所に呪いが残るみたいな話なので、オムニバス形式が合っている話だと思います。それに、一人に焦点を当てた方がわかりやすいし、いい作りだったと思います。その家に足を踏み入れたものがことごとく死んだり、行方不明になっていて怖かったです。この家は本当に呪われているなって感じです。幽霊の表現も肉体ありで、ただの白塗りの女の人、子どもというのが新しいと思いました。よく考えるとおかしいのに怖いから不思議です。でも、ちよっと誰には見えていて、誰には見えていないのか、わかりづらかったです。あと、話が前後していたり、未来が見えてたりするのですが、その時間軸もよくわかりませんでした。結局、遠山さんはその家で起こる未来を見たみたいなことですよね。いづみちゃん側は、遠山さんは見えてないんですよね。見えてたら、パパってわかるし、、、まあ、ちょっとよくわからないところもあったけど面白かったです。家の周りに行方不明者の張り紙がいろいろ貼られるようになるところとか、ITみたいだなと思いました。呪怨はその後シリーズ化されたけど、それがよくわかります。また、あの二人の怨念にやられる人を見たいなと思いました。