怖くても繰り返し読んでしまう『山田悠介』5選
2012年の「第58回学校読書調査」で小・中学生が好きな作家1位に選ばれた山田悠介。 彼の代表作というとアニメ化・舞台化までされた「リアル鬼ごっこ」だろう。彼の作品はバットエンドで終わることが多く後味の悪さを感じさせるが、なぜか何回も読んでしまうある種の「中毒性」を持っている。 本の簡単な紹介と独断と偏見でその「中毒度」を掲載する。参考にして戴きたい。
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『スイッチを押すとき』とは、2005年に出版された山田悠介による小説である。青少年自殺抑制プロジェクトセンターで監視員として働く南洋平は、「生きたい」という強い思いを持つ4人の青少年に出会い、センターからの脱出を図る。2006年に舞台化・テレビドラマ化され、2011年には小出恵介主演で映画化された。