自殺した幻の漫画家の、コマ外に添えられた一言が強烈すぎる
東京都内で起きた、ある投身自殺。当時の新聞には「多摩市の無職A子さん」としてひっそりと掲載された事件ですが、「無職A子さん」とは一部で支持されている少女マンガ家でした。そして彼女が亡くなるまでの24年間に書き溜め、発行されたマンガ作品はどれも強烈なものばかり……。
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山田花子(やまだはなこ)とは、日本の漫画家である。旧筆名は裏町かもめ(うらまちかもめ)、山田ゆうこ(やまだゆうこ)。自身のいじめ体験をベースに人間関係における抑圧、差別意識、疎外感をテーマにしたギャグマンガを描いた。著作には『神の悪フザケ』『嘆きの天使』『花咲ける孤独』などがある。1992年3月に統合失調症と診断され、2ヵ月半の入院生活を経て同年5月23日に退院。しかし翌日、団地の11階から投身自殺を図り、24歳の若さでこの世を去った。