Arctic Monkeys / アークティック・モンキーズ / アクモン

Arctic Monkeys / アークティック・モンキーズ / アクモン

Arctic Monkeys(アークティック・モンキーズ、アクモン)とは、2006年の1stアルバムリリースから5作連続で全英1位を獲得している人気ロックバンドである。
聞きやすいポップな曲から、ダークでグルービーな曲まで、アルバムごとに曲調を大きく変化させながら、バンドとしても常に成長し続けている。
2014年から一時活動休止をしていたが、2016年活動を再開させた。

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Arctic Monkeys / アークティック・モンキーズ / アクモンのレビュー・評価・感想

Arctic Monkeys / アークティック・モンキーズ / アクモン
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UKロック最前線!アークティックモンキーズ

皆さんはUKロックと聞き、何を思い浮かべるでしょうか?
ビートルズ、オアシス、クイーン、他にも様々な世界的ロックバンドはUK、イギリスから生まれています。
そんなロックのお膝元、イギリスで私がおすすめしたいロックバンドはArctic Monkeys(アークティックモンキーズ)です。ロック好きな方なら「何をいまさら」なんて思っているでしょう(笑)。時間は取らせないので良ければお付き合いしてください<(_ _)>
アークティックモンキーズは2002年、イングランドのシェフィールドという工業都市で生まれました。
なぜ、私がアークティックモンキーズを推すのか。それはとにかく曲がかっこいいのなんの!
ほとんどの曲を薦めたいのですが、まず入るなら「Brianstorm」(異論は認める)を聞いてみて下さい!聞いた後の第一声は「かっけぇー」になるはず間違いなし。そうなってしまえばもうあなたはアークティックモンキーズの虜です。「When The Sun Goes Down」、「Teddy Picker」ほかにも神曲はたくさん。
以上、私的UKロックの最前線「Arctic Mokeys」の紹介でした。

余談ですが、実はこの「Brianstorm」は日本がきっかけで作られた曲なのです。
アークティックモンキーズが大阪での公演を終えた後、ブライアンなる謎の人物に出会い、そのブライアンさんに衝撃を受け、作られたそうです。
そんな日本での体験で生まれた曲を日本人である私たちが聞かないのはもったいないのなんの!
これからのアークティックモンキーズの動向にもチェックです。

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しなやかに美しくおぼれろ!『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』

いったい何なんだ!これは…。完全に今の音楽シーンから浮いている。いや、乖離していると言った方が正しいかもしれない。
だけど他にはないしなやかさとその奥に隠された鋼のような美しさを、聴くもの全てに感じさせてしまうこの圧倒的な説得力は何だ!
それがアークティック・モンキーズの4年半振りのニューアルバムである『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』である。

前作では70年代ハードロックと最新型UKラップ、ソフトなファンクを融合しハイブリッドな作品を生み出す事に成功した彼等であったが今回はその真逆を行っている。
確かにラップ調の展開やリリックは今までどうり健在だが、その反面ピアノに導かれるメロディあくまで優しく美しく、肌触りはとことんメロウでしなやかである。
だが、その根底に潜む鋼のような自我がそのサウンドとは対照的にギラギラと静かな炎の如く見え隠れする。

これはフロントマンであるアレックス・ターナーの今の音楽シーンへの反骨心なのか、はたまた挑戦なのかはリスナーそれぞれの意志に任されるのだが、
一つだけ確実にいいきれるのは…アレックス・ターナーは本当に歌が大好きなんだ!音楽を愛しているんだという事実がひしひしと伝わってくるいう事である。
その結果、微笑みと安心と優しさを届けてくれる素晴らしアルバムになり得たのである。

大傑作である。みなさんもメロウな優しさにどっぷりと浸かってみてはいかがだろうか?