スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 / Star Wars: Episode IV A New Hope / SW4

スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 / Star Wars: Episode IV A New Hope / SW4

『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望』とは、1977年製作のアメリカ映画。日本公開は1年後の1978年6月。スター・ウォーズサーガの記念すべき第1作目であり、本作はエピソード1~9から成る9部作の4番目、「エピソード4」にあたる。広大な銀河の辺境にある星に育った青年ルーク・スカイウォーカーが、銀河系の運命を左右する一大事件に関わり、平和を取り戻すべくシスの暗黒卿へ立ち向かう姿が描かれている。

スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 / Star Wars: Episode IV A New Hope / SW4のレビュー・評価・感想

スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 / Star Wars: Episode IV A New Hope / SW4
9

スターウォーズシリーズの原点

現在は「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」というタイトルになっているスターウォーズシリーズの第1作目で1977年に上映された。
「遠い昔、遥か彼方の銀河系で」で始まるスペースファンタジーである。
主人公は宇宙の辺境にある惑星タトウィーンに住むルーク・スカイウォーカーという青年。
その惑星の近くで勃発した帝国軍と共和国軍との戦闘から逃げ出したロボット2体を彼の叔父が屑鉄屋から購入したのが物語の始まり。
助けを求める姫君の映像、砂漠にすむ謎の老人、フォースとは?、賞金稼ぎの男との交渉、帝国の要塞惑星での逃亡劇、要塞攻略戦と話は宇宙をまたに駆け巡る。
特に物語後半の要塞惑星への攻撃シーンは圧巻。
当時最新のシュノーケルカメラを活用した映像はあたかも自分が突入していくような臨場感が圧倒的で上映当時見る人の度肝を抜いた。
また、映画全編を通じ登場するクリーチャーや数々のメカニックは多種多様でそれまでの映画にはない面白さがあった。
DVD版では、当時の映像に若干の手が加えられている。
スターウォーズシリーズは2022年時点で全9作。
エピソード的には4~6がルーク・スカイウォーカーが活躍する時代、1~3はそのひとつ前の時代、7~9はその後の時代を描いている。

スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 / Star Wars: Episode IV A New Hope / SW4
7

SF映画の金字塔

スターウォーズ映画史の始まりでSF映画の金字塔。映画公開当時は私は生まれていませんでしたが、エピソード5、エピソード6が出てビデオ化されてから観ました。
正直その時はすでに優れたSFCG映画が多数出ていたため、エピソード4の映像は古臭さを感じていましたが、ストーリーと映像展開が飽きることなく、むしろどんどん引き込まれていきました。

ライトセーバーやジェダイ、帝国、ダースベイダー、全てのキャラクターや設定が耳に入りやすく、そして観やすさと馴染みやすさがとてもあり、気になって仕方ありませんでした。ルーク・スカイウォーカーの謎がある設定からの世界を何も知らないところから始まる様が共感できて、感情輸入がしやすかったのも良かったです。そんなルーク・スカイウォーカーがライトセーバーを使用したり、フォースを学ぶシーンなど、どこか惹かれるところがあり、自分もできたら良いなと子供心をくすぐられる思いになりました。映像やCGは昔の物なのですが古臭さは感じず、何も気にせず見ることができました。おそらくそれはストーリーやキャラクターの面白さが勝ったからだと思いました。現にここまでの大作になったのだから、いつの時代でも観れる素晴らしい作品だと思いました。