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スターウォーズシリーズの原点
現在は「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」というタイトルになっているスターウォーズシリーズの第1作目で1977年に上映された。
「遠い昔、遥か彼方の銀河系で」で始まるスペースファンタジーである。
主人公は宇宙の辺境にある惑星タトウィーンに住むルーク・スカイウォーカーという青年。
その惑星の近くで勃発した帝国軍と共和国軍との戦闘から逃げ出したロボット2体を彼の叔父が屑鉄屋から購入したのが物語の始まり。
助けを求める姫君の映像、砂漠にすむ謎の老人、フォースとは?、賞金稼ぎの男との交渉、帝国の要塞惑星での逃亡劇、要塞攻略戦と話は宇宙をまたに駆け巡る。
特に物語後半の要塞惑星への攻撃シーンは圧巻。
当時最新のシュノーケルカメラを活用した映像はあたかも自分が突入していくような臨場感が圧倒的で上映当時見る人の度肝を抜いた。
また、映画全編を通じ登場するクリーチャーや数々のメカニックは多種多様でそれまでの映画にはない面白さがあった。
DVD版では、当時の映像に若干の手が加えられている。
スターウォーズシリーズは2022年時点で全9作。
エピソード的には4~6がルーク・スカイウォーカーが活躍する時代、1~3はそのひとつ前の時代、7~9はその後の時代を描いている。