シリーズ初アウトローを主役としたインパクトが大きかった作品
2018年にバンダイナムコよりXbox用ソフトとして発売された人気RPG「テイルズオブ」シリーズの一つで、後に追加要素を加えたPS3用が2009年に発売され、以降PS4、Switch等へと幅広く移植された人気タイトルとなりました。
本作は「正義を貫き通すRPG」をテーマに古代に生み出された魔動器の恩恵を受ける世界で、主人公ユーリがこの世界の思わぬ真実と向き合うあらすじとなっています。
テイルズでお馴染みのアクション要素を加えた戦闘システムでは3Dフィールドを駆け回れるフリーランのシステムを更に発展させ、より操作しやすく通会館がUPしてる形になってる他、従来の主人公の多くが10代と成長途中の若者が大半だったのに対し、本作の主人公ユーリは20代の青年と従来よりもやや高めになり、ある程度強い決意を持てている主人公像になっているのが新鮮でした(劇中法で裁けない悪を直接手にかけるなど、犯罪まがいの事でもやらざるを得なくなるくだりは衝撃的でしたが)。
ユーリのいこのキャラが強いインパクトを与え、テイルズ屈指の人気キャラになった背景もあります(アウトローが主役という点では個人的に一推しのベルセリアに近く感じました)。
ストーリーの出だしや後半の展開に多少粗が感じられましたが、男の友情物としても印象深い作品です。