時雨沢恵一
時雨沢 恵一(しぐさわ けいいち)とは、神奈川県出身のライトノベル作家である。1972年生まれ。もともと小説家に憧れていたが新人賞などに応募はせず進学し大学を卒業する。その後1年間、就職活動をするが全く成果がなかった。その頃に偶然ライトノベル作品の募集記事を見つけ、10年以上前から考えていた『キノの旅』の原型となる短編を執筆し、これをいくつか連ねて長編として応募した。それが2000年の第6回電撃ゲーム小説大賞で最終候補作に残り『電撃hp』に掲載され作家デビューとなる。その後同作は電撃文庫でシリーズ化され人気を集めた。デビュー作や雑誌に掲載する短編では、現代社会を風刺するかのような寓話的作品を多く発表している一方で、古典的な冒険ものも得意とする。
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