トランスフォーマー / Transformers

トランスフォーマー / Transformers

『トランスフォーマー』とは、2007年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。1980年代から展開されてきた玩具・アニメーション・コミックシリーズ『トランスフォーマー』の実写映画版である。機械や金属に生命を吹き込む放射を生む物質「オールスパーク」によって誕生した金属生命体「トランスフォーマー」たちは、消えたオールスパークがあった地球へ飛来する。故郷の惑星サイバトロンの次は、地球で繰り広げられるトランスフォーマー同士の戦いに、主人公・サムが巻き込まれていく。

トランスフォーマー / Transformersのレビュー・評価・感想

トランスフォーマー / Transformers
10

とにかくオートボットがかっこいい!

映画「トランスフォーマー」と言えば、なんと言ってもかっこいい車や飛行機、戦闘機がトランスフォームして戦うシーンが1番輝いていると思います。トランスフォーマーは「オールスパーク」という金属などに生命を吹き込むものを巡って、惑星サイパトロンでオプティマスプライム率いる「オートボット」の軍と反乱軍「ディセプティコン」による戦いに、地球の人々が巻き込まれていく様子が描かれている作品です。第一作品目の「トランスフォーマー」では、主人公「サム」が自分の父親に車を買ってもらうことになります。そこで買った黄色にストライプの入った中古のカマロが、地球で身を潜めていたオートボットの一員「バンブルビー」でした。バンブルビーは見た目の愛らしさからトランスフォーマー作品の中でも人気を誇っており、主人公サムと出会う前の作品、「バンブルビー」もファンの中では多くの話題を呼びました。どの作品にも絶対にある見所は、オートボットだからできる車のコピー能力。
実際に「バンブルビー」では映画の冒頭からそのコピー能力が使われており、映画の最後ではそのコピーのやり方が描かれています。ちなみにその時に変わるのがボロボロのビートルから新車のカマロなんです。そのカマロこそが第1作品目で主人公サムが出会ったカマロなんです。そこにファンはもう鳥肌が経ちました。壮絶な戦闘シーンも見所ですが、オートボット達のちょっと面白い行動なんかもこの映画の魅力です。サムの家でオートボット達が必死に隠れるシーンとか、バンブルビーが人に潤滑油をかけたりとか…。笑面白い作品なのでぜひ見てみてくださいね!

トランスフォーマー / Transformers
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トランスフォーマーのバカさ加減

トランスフォーマーは2007年公開のハリウッド映画である。端的に表現するなら、乗り物が変形して街中でドンパチする映画である。本当にそれだけの映画である。監督はマイケル・ベイで、彼のとにかくド派手で片っ端から爆破させる作風がマッチした快作となった。主人公がティーンであることから、下ネタをはじめとする笑いを誘うシーンも数多く存在し、ただのアクション映画で終わらない作りとなっている。作中に登場するロボットはどれも乗用車やトラック、戦車などが人型のロボットに変形する。乗用車はどれも高級車、トラックや戦車はとにかくデカイ。現実では考えられないスピードで爆走したり、横転したりする様は一見の価値があるだろう。同時に車好きにもたまらない一本となるのではないだろうか。特に目を惹かれるシーンが何といっても戦闘シーンだろう。2007年当時の最先端CGを用いて、乗り物からスムーズに人型に変形する、その後まるで人間かのようにスムーズに動き戦うシーンは圧巻である。また作中のロボットはしゃべる。主人公らと英語を用いて友好を深めていくのだ。変形するロボットと主人公らがともに手を取り合って戦う。そして、街中で暴れ回る。本作はそういう映画である。