ストライクウィッチーズ(STRIKE WITCHES)のネタバレ解説・考察まとめ
『ストライクウィッチーズ』とは、島田フミカネおよびProjekt Kagonish原作のメディアミックス作品。 魔力を持つ少女たち「ウィッチ」が空を駆け、侵略者「ネウロイ」に抵抗するストーリー。 ストライクウィッチーズ関連として漫画は既刊31冊、小説は既刊13冊。 2012年に「ストライクウィッチーズ劇場版」が公開された。
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『ストライクウィッチーズ』とは、島田フミカネおよびProjekt Kagonish原作のメディアミックス作品。
魔力を持つ少女たち「ウィッチ」が空を駆け、侵略者「ネウロイ」に抵抗するストーリー。
ストライクウィッチーズ関連として漫画は既刊31冊、小説は既刊13冊。
2012年に「ストライクウィッチーズ劇場版」が公開された。
『ストライクウィッチーズ』シリーズをご存じだろうか?少女たちがパンツ一丁で空を飛んで戦うという、企画者の劣情が窺い知れそうな作品だが、彼女たちがズボンをはかないのにはちゃんとした理由がある。空を飛ぶためのストライカーユニットは素足に履くものであり、有事の際にすみやかに出動できるように、彼女たちは生足なのである。
主人公・宮藤芳佳は第1シリーズで、未知の敵ネウロイからベネチアを解放し、図らずも英雄となってしまう。劇場版では、その芳佳を迎えに、服部静夏軍曹が派遣され、ふたりは欧州を目指す。静夏は軍律を叩き込まれたエリート候補生であり、上官からの命令は絶対と信じている。その静夏には、どうも芳佳が大変な英雄だとは思えない。留学のため部屋で勉強に勤しんでほしいのに、芳佳はことあるごとに外出して、兵たちの仕事を手伝ったりするのである。ついには、艦長の命令を無視しようとする芳佳に苦言を程すると、「それがどうしたっていうのよ!」と逆ギレされる始末。静夏の迷いは大きくなり、やがてそれは劇場版のひとつのテーマとなる。
なぜ芳佳が、ストライクウィッチーズが、英雄となれたかを、劇場版のラストで静夏は悟るのである。