セーラー戦士たちだけでなく、悪役も魅力的
前世が月のプリンセスだった月野うさぎは、ある日突然しゃべる猫のルナに、セーラー戦士として悪と戦うように言われる。
泣き虫な月野うさぎは最初こそ泣いてばかりで弱気な描写が多かったが、シリーズを重ねるうちに泣く描写が減っていき、うさぎの成長がわかるのが面白い。
他にも前世がプリンセスを守る戦士だった水野亜美、火野レイ、木野まこと、愛野美奈子がセーラー戦士として登場し、他愛のない日常シーンもほっこりでき魅力的。
さらに、セーラームーンは悪役にも同情でき、応援したくなるのが魅力的である。
悪役と味方間での恋愛があったり、辛い思いをしてきた悪役も多く、セーラー戦士だけでなく悪役のストーリーも楽しめる。
ストーリーだけでなく、作画もとてもかわいく、イラストを見ているだけでも楽しめる。
特に変身シーンや技を出すシーンは色とりどりで躍動感があり、何度でも見返したくなる。
リボンやキラキラやハートのモチーフで、女子はだれもが憧れる描写だと思う。
既に書いている通り、セーラームーンは現世と前世、そしてまだ書いていないが未来ともつながっている物語である。
子供向けのアニメだと思われるかもしれないが、ストーリーが濃く大人でも楽しいめる作品である。