鬱アニメ
原作はミステリー作家、綾辻行人さんの小説です。グロや鬱アニメが好きなので自分にぴったりと思い、見てみました。
夜見山という架空の町の中の学校のあるクラスで繰り広げられるホラーミステリーアニメです。そのクラスの中には死者が混じる。死者が混じると謎の死が起き、その死を阻止するためにはクラスメイトの1人をいないものとして扱わなければいけない。そんなお話でした。
人が次々と死んでいったり、「呪い」があったりとホラー要素が多めですがある人物(死者)を推理する点でミステリー要素もしっかりとありとてもおもしろいです。
結局クラスメイトをいないものとして扱っても謎の死は止まらず、混じった死者を殺すことで止められることがわかったのですが、死者は自分が死者だということを自覚していませんでした。最終話で誰が死者か判明して殺さなければいけないシーンで「やめて」や「どうしてこんな事するの?」と言っていて、心が痛みました。1回目に見たときは判明するまで誰か分からなかったのですが、どうやら1話目から伏線があったようで、2回目にみたときに鳥肌が立ちました。
人の死に方はグロテスクでモザイクが少し入りますが、どれも目を覆いたくなるほど残酷な方法なので、グロが好きな方にはぴったりだと思います。