RPGの王道
ファミコン初期の名作RPG現在もシリーズ作品が発売されている最初の作品。最もシンプルな作品でコマンド入力式の戦闘画面が今も続いています。
最弱から最強まで誰でも時間さえかければレベルアップできるシステムになっており、RPGはこれなのだと学ぶことができるゲームです。
また、当時のゲームとしては珍しくゲーム中の音楽や効果音にも力が入っており、ゲームの面白さを引き出しています。体験した人であれば、その音楽を聴いただけで、ゲームの映像が頭の中に思い起こさせます。
ゲーム中のグラフィックも素晴らしくあの鳥山明さんがモンスターの担当をしています。
実際にゲームを始めると時間が立つのがすごく早く「いつまでやってるの、早く寝なさい」と母親に怒られることもしばしばありました。
ゲームを始めた頃には、スライムにも苦戦していた主人公がラスボスである竜王を倒してしまうことができるようになる。それも特別なテクニックは要らず地道に時間をかけてモンスターを倒しレベルアップをするだけで。
このように、時間のかかるゲームですので復活の呪文というコンティニューがあります。50音の羅列を入力することで、前回の続きを始めることができるのですが、その文字の写し間違いで前回のゲームを進めた分がなかったことになることもありました。
そんな困難な中でラスボスの竜王を倒した時の感動はとても素晴らしいものです。最新のRPGのようなアニメーションやこった演出はありませんが、シンプルでいつまでも楽しめるゲームだと思います。