ドクター・キリコ
ドクター・キリコとは、『ブラック・ジャック』の登場人物。長い銀髪と黒の眼帯が特徴的な医者で、ブラック・ジャックのライバルであり、アンチテーゼ的な存在。安楽死の必要性と正しさを信念としており、呼吸中枢をマヒさせる超音波装置や薬物を使用する。「軍医時代に戦場で手足をもがれ胸や腹をつぶされてそれでもまだ死ねないでいる悲惨なけが人をゴマンと見たんだ」と語っていることから、かつては軍医だったと考えられる。ブラック・ジャックと共に「ふたりの黒い医者」と称される。
「医学の限界」や「医師が果たすべき役割」など、作者の手塚治虫が伝えたかった永遠の命題を際立たせる重要なキャラクターの一人となっている。
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