実写映画『シティーハンター』レビュー
名前を知っている程度で原作は見たことがなく、Netflixで実写映画化され気になって見てみました。全体の感想としてはギャグ要素もあり楽しめました。しかし一点気になったのが相方の妹、かおるのキャラクター設定。原作もおなじ感じなのかはわかりませんが、正直好きではありませんでした。余計なことをしでかすおせっかい、なのにあの威張った感じのキャラクターが私は苦手で、映画を見ている中で何度かイラッとしてしまいました。シティハンターは30年ほど前の作品として認識していましたが、歌舞伎町やトー横の治安の悪さを表現しており現代風にアレンジしているのかと感じました。主演の鈴木亮平さんは流石の演技で、シリアスな展開の中でのところどころのギャグシーンがとても面白く印象的でした。パンイチでショーをするシーンなど鈴木さんにしか出せない雰囲気があるように感じました。アクションシーンも変にCGが多用されているわけではなく、銃の扱いなども全く気にならずに鑑賞できました。ガンアクションシーンも素晴らしく派手で、ハラハラドキドキさせられました。全体的には面白く満足感得られる映画だったと思います。原作を知らないので漫画やアニメも見てみようかなと思います。