なるほど、そう来たか…
世界観は完全に『ハリポタ』のコピペ(特に学校のシーン)。まぁ、魔法学園物などどれも『ハリポタ』のコピペなのだから、そこは考えないようにしよう。
「魔法学園に入学してるけど魔法が使えない主人公だと?んん?『マッシュル』じゃん!」と突っ込みたくはなるが、『マッシュル』を大真面目な話に作り替えたら、なるほどこういう仕上がりになるのかと膝を打つ。
原作小説や原作漫画は一切読んだことはなく、アニメ作品を視聴したのみだが、映像の美しさに、作り手の力と財力の入れ様は感じ取れた。ラノベや魔法学園物に詳しくはないが、それなりに人気作家さんのようで、これだけ魔法や魔法学園の設定の作品が飽和状態の日本のアニメ界において、果たして抜きん出た存在になれるかどうか…今後の物語の展開次第だと思うので、お手並み拝見させてもらう。
音楽は、残念ながらややセンスに陰りを感じる。曲を作ってくれたアーティストさんには大変申し訳ないが。作品自体の映像美にこれほどの心血と財力を注ぎ込むなら、もう少し洗練されたテーマソングを作れたような気がする。テーマソングは作品の看板。オープニング見て興味なかった作品を見てみようかなという気にさせる事もあるので、今後テーマソングを変える機会があるなら、ぜひ次回は頑張って欲しい。