最強なのに自分が弱いと信じている逆勘違いが面白い
舞台はスキルと魔法のファンタジーの世界。
主人公は強い冒険者にあこがれを抱き、王都の養成所に修行に行きますが才能無しと判定されてしまいます。それでもあきらめきれず他の部門の養成所にも行きますが、どこにいっても才能無し。
でも才能がないのなら誰よりも努力をすればいいと、身に付けた最低スキルの「パリイ」を十数年磨き続けます。その結果、「最強のパリイ」を身に付けて無双していくというのがこの作品の大枠です。
ある時に町にとても強いモンスターが出てきて戦うことになり「パリイ」のみで倒してしまいます。
このモンスターを1人で倒したことに周りからは驚かれますが、当の本人は雑魚敵だと思い込んでいるので修行が足りないとさらに努力していきます。そしてさらに強くなっていく。
敵もどんどん強くなり普通の人では太刀打ちできないモンスターですら倒してしまいます。それでも本人は雑魚敵であると勘違いします。
伝説のドラゴンが出てきますがそれを手名付けてしまうし、敵国の数万の兵士をほとんど1人で倒してしまいます。
ちょっと設定ぶっ飛びすぎな感もありますが、この無双する感じはなかなか爽快感があります。ギャグアニメではないものの、主人公の自己評価と周りの評価の乖離もちょっと笑ってしまいました。但しまわりと話がかみ合っていない状況が続くのと、主人公が強すぎて緊張感が無いのでそこをどうとらえるかですね。
私は次回が気になってしまい一気に見てしまいました。
シーズン2、また見たいなと思うほど個人的おススメできるアニメです。