パルワールド / Palworld

パルワールド / Palworld

『パルワールド』とは、コンピュータゲームソフト制作会社ポケットペアによるオープンワールド・サバイバルクラフトゲーム。
舞台となるパルパゴス島には、100種類以上の個性豊かな「パル」と呼ばれる生物が存在する。パルと共に戦闘や捕獲、拠点の開発など、ユーザーにあった自由度の高い遊び方を選択できる点が魅力だ。
『パルワールド』は発売からすぐに凄まじい人気を見せ、Steamでは最大同時接続数が200万人を超えて歴代2位を記録した。

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パルワールド / Palworldのレビュー・評価・感想

パルワールド / Palworld
9

様々な作品のいいとこ取りをした作品

ポケットペアから発売された『パルワールド』という作品は、プレイした誰もが「どこかで見たことがある」、と既視感を感じることだろう。
本作品は任天堂の『ポケットモンスター』のような、「パル」というモンスターが闊歩するオープンワールドで生活していくサバイバルクラフトゲームだ。
サバイバルクラフト要素は『Ark』にとても似ている部分が多く、『ポケモン』 と 『Ark』を足して2で割ったかの様なゲームだと言える。

本作品では、家を建てたり、畑を作る、作業台で道具を作るといったサバイバルゲーム要素がある。この全てにおいてパルが手伝いをしてくれたり、時にはパルを解体して素材にしてしまうなどといったことも可能だ。また、広大なフィールド上にはボスやダンジョンなど戦闘に関するものも多数存在しており、まさにオープンワールドサバイバルといった内容だ。

実際にプレイしてみた感想は、どこか既視感を感じるのは確かだが、ゲームとしての完成度は非常に高かった。そして、驚くことにまだアーリーアクセス段階だというのだ。今後のアップデートにより更なるマップの拡大や新しいパルの追加など、楽しめることはたくさん予定されているようだ。
パルを働かせたり、解体などショッキングな内容も含まれているが、それを加味しても充分におすすめできる作品だろう。

パルワールド / Palworld
8

2週間で総ゲーム数220時間いった神ゲー

よく自己紹介の時、「趣味はゲームですかねー!」と答える。けどすぐ飽きる。ハマるにはハマるけど、1週間もしたら飽きてやらなくなるのだ。だけど、この『パルワールド』は別だ。
内容的には、「パル」と呼ばれるモンスターを「パルスフィア」で捕まえ、育成したり拠点で働かせたり、一緒に戦ったりするサバイバルゲームだ。
なんか既視感を感じるが、このゲーム、中身が熱い。
まず、「パル」の種類が多い。“炎タイプ”、“水タイプ”、“草タイプ”、“地面タイプ”、“雷タイプ”、“氷タイプ”、“ドラゴンタイプ”、“闇タイプ”、“ノーマルタイプ”などがある。その中にも“可愛い系”、“カッコイイ系”、“綺麗系”などがあり、パルの見た目にも凝っている。
パルでも作業が得意なタイプや戦いに強いタイプがいるから、自分なりに組み合わせどうしたら相手に大ダメージが加えられるかを考えながら構成できるのが楽しい。
ここまではありきたりなゲームなのだが、私がさらにハマったわけは、建築、生活、配合のシステムがおもしろかったから。
このゲームは、パルと一緒に生活し、自分がしたい建築ができる。せっかく好みのモンスターがいるのに、戦ったり冒険してる時にしか一緒にいれない、そんな寂しい想いは、このゲームでは一切ない。
家に配置すれば自分が冒険から帰ってきても作業していたり、夜であればベッドで寝る姿が見られる。少し息抜きがしたい時に、温泉に入って癒されているパルまで見ることが出来る。
可愛い、自分好みのモンスターと一緒に暮らしたいと思うゲーマーには胸をくすぐられる設定となっている。
そして、このゲームならではであろうコンテンツが配合だ。
オスメスのパル同士を配合場に入れると卵が生まれ、それが生まれるとパルが出てくる仕組み。この配合、面白いことに同種パル同士だと同種パルが生まれるが、異種パル同士だと、全く違うパルが生まれる。だから、この配合にハマったゲーマーはどのパル同士がどんなパルを産むのか、実験方式で楽しんでいるのだ。
またパルにはパッシブスキルといい、作業や戦闘時に大きく貢献してくれる特定スキルがある。そのスキルを持ったパル同士であれば、子も親のスキルを引き継ぐ可能性がある。ひとつの楽しみとして、欲しいスキル同士を持ったパルを配合し、すべてを兼ね備えたパルを作るということも出来るのだ。

こんなにやることが沢山あるゲームは、今まで中々見たことがなかった。
サバイバルゲームが好きで、建築ゲームや育成ゲームが好きなゲーマーは1度やってみる価値がある。

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