長かったけど大好きな映画です。
アメリカ人の好きな、「舐めていた奴が凄い奴だった」シリーズのジョン・ウィック。
自分も大好きで、シリーズは全部楽しませて貰っています。
今回も楽しませていただきました。感想を語っていきます。多少ネタバレがあるので気を付けてください。
まず、日本の大阪が舞台である事が日本人には嬉しいのではないでしょうか。ただ、大阪というよりも「架空都市OOSAKA」といったイメージですね。刀や弓を使ったアクションも良かったです。
基本、アクションの波の中をストーリーが進んでいくような感じの映画です。キャストも良く、ドニー・イェン、真田広之やリナ・サワヤマも非常に魅力的でした。盲目の殺し屋がガジェットを使い仕事をこなしていくシーン、火を噴く銃を扱うシーン、天井視点の戦闘シーンなども、工夫されていて新しく楽しかったです。最後の決闘シーンのどんでん返しも、良い意味で裏切られ楽しめました。
ただ、やはり長かったです。2時間49分。ストーリーは薄めで、オーソドックス。その中で、ずーっとアクションが続くので途中、眠くなる場面もありました。特に最後の階段落ちは長い階段をやっと上がってからのやり直しなので、心の中で「また?最初から?」と突っ込んだ人は多いと思います。防弾スーツの設定も進化しすぎて、銃弾や車に撥ねられるくらいは何ともなくなっているのもツッコミどころでした。
ただ、色々なツッコミどころ込みで、この映画は好きです。大好きなシリーズの最後は「このくらいコテコテで若干気持ち悪い位、お腹いっぱいになる内容がシリーズのファンに対しての正解なのでは?」と思います。
新しいアクションを見たい方、キアヌ・リーヴス好きな方、日本が大好きな方には非常におすすめの1本です。