10
アクションも渋さも過去一でした
『ジョン・ウィック』はとても大好きな作品で、シリーズずっと見続けています。もともとキアヌ・リーヴスのファンだというのもあったんですが、こんなにのめり込んで繰り返し見る映画は、『マトリックス』以来です。
さて今回の作品『ジョン・ウィック:コンセクエンス』ですが、アクションがとにかく凄い。拳銃相手にだって手でガードするんですから無敵感が半端ないんですが、大怪我もするし人間味も溢れていて、リアリティーはあると思いました。
最愛の人を失い愛犬を殺され...。
ロシアンマフィアを壊滅させた第1作目、そして第2作目&第3作目と、とにかく組織から足を洗うために戦い続けてのファイナルという事で映画館で鑑賞したんですが、音響にもかなりの力を入れているようで迫力が半端なかったです。
終盤での凱旋門アクションは本当に、いったいどうやって撮影したのか分からないですが、個人的には分からないまま余計なことを考えずありのまま受け入れる事が一番楽しめると思いました。
暗殺者が開発した火炎放射器みたいな火を吹く銃が出てくるシーンがあるんですが、めちゃくちゃ新鮮でした。感動したのは撮影の撮り方です。上空から全体を見渡せるような感じで見られて、また新しいアクション表現の可能性を感じました。
エンディングでジョンは死んでしまいましたが、果たして真実は!?
このままでは終わらない様な気がします。まだまだこの世界観に浸っていたいと思わせてくれる、最高で期待を裏切らない映画でした。